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国内ECサービスが中国市場拡大、ヤフーとアリペイが提携

2014年04月09日 08時58分更新

加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 ヤフーは9日、中国最大級のオンライン決済サービス「支付宝(アリペイ)」との連携を発表。「Yahoo!ショッピング」の商品を「アリペイ」経由で中国のネットユーザーに販売できる仕組みを整える。

アリババグループのオンライン決済サービス「支付宝(アリペイ)」

アリババグループのオンライン決済サービス「支付宝(アリペイ)」

 まずは、海外通販の購買代行会社を仲介に、6月よりサービスを展開する予定。日本製品に対する需要が高いだけに、中国での市場拡大が期待される。特にアリペイは、中国をはじめ世界中でECビジネスを展開するアリババのグループ企業で、中国国内のユーザー数は2012年12月時点で8億人を超え、12年11月11日には24時間の取扱件数1億580万件という記録を打ち立てたほど。「Yahoo!ショッピング」のパートナーとしては心強く、中国からの購入者が大幅に増加すると見込まれる。

 オンライン上での中国からのユーザーの獲得にはすでに楽天も取り組んでいる。楽天は08年より「楽天市場」の海外販売サービス「Rakuten Global Market(楽天グローバルマーケット)」をスタートしているが、昨年12月に海外ユーザーの決済手段の1つに中国のカードプランドとなる「銀聯(ぎんれん)カード」を追加した。

 国内ECサービスの二大巨頭とも言える「楽天市場」と「Yahoo!ショッピング」がともに中国の巨大マーケットを新たなターゲットとしている。両者のどちらがより大きい成果を上げるかという勝負の行く末はもちろん気になるが、一方では、二大巨頭によるオンライン上でのプロモーションをきっかけに、日本製品に対する中国からのニーズがよりいっそう高まれば、国内へのさまざまな波及効果にも期待される。

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