組み立て済みかつメンテナンス不要の水冷システムを搭載

GPUを2基統合、“4kゲーミング”グラフィックスカード「AMD Radeon R9 295X2」

1枚のグラフィックスカード上にGPU「Radeon R9 290X」を2基統合し、世界最速を謳うゲーミングPC向けグラフィックスカード「AMD Radeon R9 295X2」

　AMDは4月9日、世界最速を謳うゲーミングPC向けグラフィックスカード「AMD Radeon R9 295X2」を発表した。2014年の4月下旬に発売予定で、米国での想定販売価格は1499ドル。

　AMD Radeon R9 295X2は同社のグラフィックスAPI「Mantle」を搭載し、1枚のグラフィックスカード上にGPU「Radeon R9 290X」を2基統合する。これにより、4K解像度によるゲームがプレイできる。PC向け水冷ソリューション設計を手掛けるAsetekと共同開発した、組み立て済みかつメンテナンス不要の水冷システムを内蔵し、静音でパワフルなパフォーマンスを実現したという。また、ステレオ･ヘッドセットでサラウンド･サウンドの音響環境を実現する「AMD TrueAudioテクノロジー」を採用している。

Asetekと共同開発した組み立て済みかつメンテナンス不要の水冷システムを内蔵

　筐体の素材には、アルミニウムとマグネシウムを使用する。GPUの最大動作クロックは1018MHzで、ストリームプロセッサー数は5632基。メモリーは8GBで、メモリーインターフェースは2基のGPUそれぞれ512ビットだ。平均消費電力は500W。

　なお、「AMD Radeon R9 295X2」のパフォーマンスを紹介している記事（水冷仕様のデュアルGPU「Radeon R9 295X2」はどれだけすごい？）も合わせてチェックして欲しい。

■関連サイト

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