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NTSC比95%の広色域ゲーミングノート「NEXTGEARNOTE i790PA1-SP」

文●山口優

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バッテリーの持ちも十分

 本機の場合、据え置きで使うことを想定した設計になっており、本体サイズが一般的なノートより少し大きめ。出先に携帯する機会はあまりないと思われるが、自宅内やオフィス内で部屋を移動するときに持ち運ぶことは少なくないはず。プレゼンや会議で使う場合は、電源を確保できないときもあるだろう。そうしたときに重要になるのがバッテリーの持ちだ。

本体底面には、着脱可能なリチウムイオンバッテリーが搭載されている。駆動時間は最大約4.6時間となっている

 NEXTGEARNOTE i790PA1-SPは、カタログ値で標準バッテリー使用時の駆動時間が最大約4.6時間となっている。そこで、実際にどのくらい持つのかを、バッテリーベンチマークソフト「BBench」を使って計測した。なお、BBenchは「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」に設定し、満充電状態から電源が落ちるまでの時間を計っている。

 その結果、電源プランで「バランス」を選んだ場合のバッテリー駆動時間が4時間20分となった。また、電源プランで「省電力」を選んだ場合は4時間24分で、かなりカタログ値に近い結果だ。これなら、多少長い会議でもACアダプタなしで乗り切れるだろう。

BBench結果
カタログ値約4時間36分
電源プラン(バランス)4時間20分
電源プラン(省電力)4時間24分

 ちなみに、本機はパフォーマンスを重視した設計のため、消費電力が最大180Wとノートにしては大きめで、ACアダプタも一般的なモバイルノート用の倍近いサイズになっている。標準時の消費電力は約17W、スリープ時は約1.8Wと一般的なノート並みなので電源に関して特別神経質になる必要はないが、たこ足配線は避けた方が安心だろう。



マウスコンピューター/G-Tune
 

(次ページ、「幅広いニーズに応える高性能ノート」に続く)