戦車と桜を見に行こう!Wargaming Japan ミリタリーバスツアー in 土浦駐屯地
桜とチヌに会うため土浦武器学校へ!~WoTファンミーティング開催
2014年04月06日 18時00分更新
ウォーゲーミングジャパンがサービスを展開する「World of Tanks」のプレイヤーを対象としたファンミーティング「戦車と桜を見に行こう! Wargaming Japan ミリタリーバスツアー in 土浦駐屯地」を4月5日に開催した。
このイベントは、4月5日・6日に陸上自衛隊土浦駐屯地 武器学校で行なわれる一般開放日に、同ゲームに登場するM4シャーマンやM24チャーフィー、そして国内で唯一現存する3式中戦車チヌなどの実際の車両を見学しつつ、ミリタリーアドバイザーの宮永忠将氏による車両などを解説してもらうというツアー。
参加者を事前に募集したところ、予定人数の数倍の申し込みがあり、申し込みをしたプレイヤーたちのなかから抽選で選ばれたラッキーなプレイヤーや筆者を含むプレス関係者、そしてウォーゲーミングジャパン ミリタリーアドバイザーの宮永忠将氏を始めとしたウォーゲーミングジャパンのスタッフなど40人弱が参加した。
土浦駐屯地の歴史は、戦前に海軍臨時航空術講習部水上班として始まり、昭和14年に予科練習部が横須賀から移設され、土浦海軍航空隊として飛行機乗りを多数輩出している歴史ある地。駐屯地の外には、予科練の歴史などを振り返る雄翔館なども併設されている。
現在の陸上自衛隊土浦駐屯地武器学校では、一般的な自衛隊の駐屯地とは違い、陸上自衛隊の装備品を整備する専門技術者や不発弾処理技術者、後方支援を担当する兵站部隊の指揮官や幕僚などを養成する教育などを実施する国内唯一の施設となっている。
整備や兵站などの専門家を養成しているということもあり、駐屯地内には陸上自衛隊の歴代の戦闘車両や火砲などの実際の車両を展示するほか、自衛隊の小火器の歴史がわかる小火器コーナーや火砲に関する展示を行なう“火砲館”などの施設があり、一般開放日には事前申込みの必要なく、だれでも見学が可能だ。
11時過ぎに無事に到着した一行は、咲き誇る桜に出迎えられて駐屯地内へと入り、しばしの自由行動、午後から2班に別けて宮永氏による解説ツアーを行なった。宮永氏は、解説ツアーで展示されている車両の情報はもちろん、歴史上の出来事なども交えた貴重な話を披露したほか、参加したプレイヤーとウォーゲーミングジャパンのスタッフの交流する姿も見られた。