いつもの人形の撮影では
G Flexを勝ちと判断
ここからは実際に撮影してのテスト。デジタル一眼のキヤノンEOS 70Dに近い写真(オート)を撮れた機種が勝ちと判断する。基本は初期設定のままで、Fonepadがオート、G Flexがノーマル、Xperia Z Ultraはプレミアムおまかせオートだ。
被写体はいつも使っているアヒルやウサギの人形など。ただ今回はそもそも部屋がやや暗かったのか、どの写真も暗めになってしまった。
Fonepad Note 6とG Flexはデジイチよりも暗めで、カラースポンジの色がかなり濃い。逆にXperia Z Ultraはかなり明るめ。ただカラースポンジの色は近い。
じっくり見るとどの写真もそれぞれ微妙に違い、アヒルとウサギはG Flexが近いし、カーテンはXperia Z Ultaraが近い、アヒルの唇を見るとFonepadが似てる……と、判断に迷うのだが、メインの被写体は人形と考えてG Flexを勝ちとしたい。ただ暗めより明るめのほうがいい、という多くの人にはXperia Z Ultraも魅力的だろう。
暗所撮影でもG Flexがリード
続いては暗所撮影を比較する。150ルクス前後の明るさ(一般的なオフィスが750ルクス以上)で、初期設定のままで撮影する。ただしフラッシュや撮影ライトは使用しない。被写体はアヒルの人形とカラースポンジ。
なお端末の撮影タイミングがずれてしまったため、被写体が若干ズレている。ただ光源の位置は同じ、明るさも照度計でほぼ同じと確認して撮影した。
Fonepad Note 6とXperia Z Ultraはデジイチの写真よりも明るめに撮れている。特にFonepadは上にある光源の明るさも黄色く写り、背景のグレーの幕も黄色っぽい。一方のXperia Z Ultraはデジイチの写真が暗いことを考えると、これくらいの明るさでちょうどいいと思える。一番キレイと感じる人が多いのではないか。
ただデジイチに近いという部分では、少し暗い印象のG Flexが一番。アヒルの人形の陰影や、カラースポンジの色はほぼ同じに見える。
最後にカメラに用意されている機能、設定を見ていく。
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