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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第79回

6型のファブレット対決 Fonepad、G Flex、Z Ultra、カメラは?

2014年04月07日 12時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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いつもの人形の撮影では
G Flexを勝ちと判断

 ここからは実際に撮影してのテスト。デジタル一眼のキヤノンEOS 70Dに近い写真(オート)を撮れた機種が勝ちと判断する。基本は初期設定のままで、Fonepadがオート、G Flexがノーマル、Xperia Z Ultraはプレミアムおまかせオートだ。

 被写体はいつも使っているアヒルやウサギの人形など。ただ今回はそもそも部屋がやや暗かったのか、どの写真も暗めになってしまった。

Fonepad Note 6

G Flex

Xperia Z Ultra

EOS 70D

 Fonepad Note 6とG Flexはデジイチよりも暗めで、カラースポンジの色がかなり濃い。逆にXperia Z Ultraはかなり明るめ。ただカラースポンジの色は近い。

 じっくり見るとどの写真もそれぞれ微妙に違い、アヒルとウサギはG Flexが近いし、カーテンはXperia Z Ultaraが近い、アヒルの唇を見るとFonepadが似てる……と、判断に迷うのだが、メインの被写体は人形と考えてG Flexを勝ちとしたい。ただ暗めより明るめのほうがいい、という多くの人にはXperia Z Ultraも魅力的だろう。

暗所撮影でもG Flexがリード

 続いては暗所撮影を比較する。150ルクス前後の明るさ(一般的なオフィスが750ルクス以上)で、初期設定のままで撮影する。ただしフラッシュや撮影ライトは使用しない。被写体はアヒルの人形とカラースポンジ。

 なお端末の撮影タイミングがずれてしまったため、被写体が若干ズレている。ただ光源の位置は同じ、明るさも照度計でほぼ同じと確認して撮影した。

Fonepad Note 6

G Flex

Xperia Z Ultra

EOS 70D

 Fonepad Note 6とXperia Z Ultraはデジイチの写真よりも明るめに撮れている。特にFonepadは上にある光源の明るさも黄色く写り、背景のグレーの幕も黄色っぽい。一方のXperia Z Ultraはデジイチの写真が暗いことを考えると、これくらいの明るさでちょうどいいと思える。一番キレイと感じる人が多いのではないか。

 ただデジイチに近いという部分では、少し暗い印象のG Flexが一番。アヒルの人形の陰影や、カラースポンジの色はほぼ同じに見える。

 最後にカメラに用意されている機能、設定を見ていく。

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