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グーグル、新アクセス解析ユニバーサルアナリティクス登場

2014年04月03日 14時30分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 Google Analytics(グーグルアナリティクス)日本語公式ブログは3日、Universal Analytics(ユニバーサルアナリティクス)の正式リリースを発表した。これはアクセス解析ツールのグーグルアナリティクスをベースにし、2012年10月にベータ版をリリースしたが、それから約1年半後の正式版リリースとなる。

 ユニバーサルアナリティクスの特徴の1つは、今後、段階的にリリースしていくという「User ID機能」。ユーザーがパソコンやスマホ、タブレットなどの複数のデバイスを使いこなしていることに対応する機能で、ユーザーがIDを使い、どのデバイスでどのようにアクセスしてきたかを俯瞰できる。「User ID機能」によって、異なる端末間のユーザーのインタラクションを把握する「クロスデバイスレポート」が利用可能となる。

 また、従来、すべてのプロパティは太平洋時間でデータ処理されてきたが、日本など太平洋時間以外の時間帯でもデータ処理にビューの時間帯設定が反映されるようになった。そのため、よりタイムリーなデータが素早く利用できる。さらに、企業内ネットワークのサーバーなどからグーグルアナリティクスに送信されるデバイスやネットワーク情報を上書きすることができるようになった。

 そのほかにグーグルアナリティクスで利用できた、リマーケティングやユーザー属性レポートをはじめとした、レポートやツールがユニバーサルアナリティクスにも継承されている。

「クロスデバイスレポート」のイメージ

「クロスデバイスレポート」のイメージ

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