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テクノロジー虎の穴 第2回

多翅型ヘリコプターが飛ぶ仕組みを簡単解説

クアッドコプター撮影のすすめ!

2014年04月09日 11時00分更新

文● 行正和義

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自作のクアッドコプターで、開花したばかりの桜を空撮してみた!

軽量・手軽なトイか、拡張性のホビーか

 ちなみにラジコンの世界では、オモチャとして一般的に販売されていて、電池を入れたらすぐ飛ばせる(もしくは走らせる)ような製品をトイラジコン、自分で機体を組み立てる本格派なものをホビーラジコンと大雑把に区別している。もっとも、ホビーラジコンのなかにも組み立て調整済みで、買ってきてすぐに飛ばせるRTF(Ready to Fly)があるなど一概には区別できない。

 大きな違いを挙げるならば、ホビーラジコンの場合は送受信機やモーター、モーターコントローラーなどが(ラジコンの枠内では)汎用性のあるものが使われていて、拡張やグレードアップができる点だろう。マルチコプターのジャイロを含めた飛行制御装置も単品のユニットとして販売されている。

アームの先端にブラシレスモーターをマウントし、プロペラを固定してある。アーム付け根にあるのがモーターコントローラー(アンプ)で、モーターの回転を制御する

 これに対してトイラジコンの場合、受信機とモーターコントローラーなどと一緒にセンサーもすべて1枚の基板上に作り込まれているものが多い。拡張性や汎用性には欠けるものの、小型・軽量化という点においてはホビー機に優越する。

 大型機の積載量や拡張性は確かに魅力だが、飛ばしたい場所まで持ち運ぶのもけっこうしんどい。よほど本格的にやってみたいと思うのでなければ、コンパクトで気軽に飛ばせる(なおかつお安い)トイラジコンで楽しむのがよいだろう。ホビーラジコンだと安くても7~8万程度はかかってしまうのに対し、トイラジコンでは小型カメラも載っていて簡易空撮できるものが1万円前後、シンプルなものなら数千円で販売されている。

トイラジコンなみの手軽さながらGoProカメラを搭載できる本格的な飛行性能を持つ「DJI Phantom2」。プロポは専用のものが用意されるが内蔵コントローラーはDJI NAZAとほぼ同種のものを使っているので汎用性もある。ホビーラジコンとトイラジコンの中間クラスと言えるだろう)

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Galaxy Visitor2:手のひらに載るくらいのコンパクトボディーとカメラ付きでも実売1万円強というお手軽なナインイーグルの「Galaxy Visitor2」。こんなに小さくても地磁気センサー含めた9軸制御)

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Galaxy Visitor2の場合、メイン基板1枚でラジコン受信機とモーター制御と姿勢制御をやっているわけだ。フレーム、基板、モーターなどすべて補修部品として用意されているので落として壊しても安心

 Amazon宅配コプターはともかく、マルチコプターは実用や趣味のドローンなどとしてこれからも進歩しそうだ。次回は、そんなマルチコプターに不可欠な部品である加速度センサーに迫ってみよう。


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