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クアッドコアのTegra 4で動作はサクサク

21.5型の巨大なAndroidデスクトップでできる事-「Slate 21」レビュー

2014年04月07日 11時00分更新

文● 高橋量

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クアッドコアのTegra 4で動作はサクサク

 次に「HP Slate 21」のパフォーマンスについて見てみよう。CPUはクアッドコアのNVIDIA Tegra 4(1.8GHz)で、メモリーは1GB、ストレージは8GBとなっている。CPUパワーについては十分だが、ストレージ容量が8GBというのは少ない気もする。ただしSDカードやUSBメモリーを気軽に抜き差しできる(アンマウントは必要)ので、ストレージの容量不足で困る場面はあまりなさそうだ。

大容量のファイルはSDカードやUSBメモリーに保存すれば、内蔵ストレージの空き容量を節約できる

付属アプリの「HP File Manager」から外付けストレージのファイルにアクセスしたり、内蔵ストレージのファイルを移動したりできる

OSには「Jelly Bean」ことAndroid 4.4.2を搭載

 ベンチマークは「AnTuTu Benchmark」と「Quadrant Standard Edition」、「3DMark」の結果をご覧いただこう。基本性能に関しては非常に高く、サムスンの「Galaxy Note3」やソニーの「Xperia Z Ultra」に迫る結果となっている。3D描画性能も十分パワフルで、ゲームも快適にプレーできるレベルだ。

「AnTuTu Benchmark」のベンチマーク結果

「AnTuTu Benchmark」で縦型の画面を表示すると左右に黒い余白ができてしまう上に、スクリーンショットの比率がおかしくなってしまった

「Quadrant Standard Edition」のベンチマーク結果

「3DMark」のベンチマーク結果

 全体的に動作は非常に快適でストレスを処理速度の面でストレスを感じる場面はなかった。動画編集や写真の加工もサクサクと作業を進められる。処理の重いアプリでも、快適に利用できるだろう。




 

(次ページ、「付属アプリを活用すればPCは不要に?」に続く)

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