このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

春の電源祭り! マシン構成に最適な電源ユニットを探す 第2回

今狙い目の電源ユニット6製品の電圧変動をベンチマーク

2014年04月02日 12時00分更新

文● 藤田 忠

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

80PLUSのランク別に
消費電力をチェック

 最後は80PLUSのランクで、消費電力にどのくらい差が出るのか、アイドル時と3つのテスト実行中に最も高かった値を高負荷としてグラフ化している。

システム全体の消費電力(単位:W) ←better

 数十Wの差はさすがに出ないが、80PLUS BRONZEとの消費電力差はそれなりにあり、アイドル時で最大5.6W、高負荷時では最大12.5W違っている。日々の消費電力(電気代)を少しでも抑えるなら、80PLUS SILVER以上の認証を取得している電源ユニットがオススメだ。

予算を増やしてGOLDを狙いたい!!

 今回紹介&試したオススメ電源ユニットのなかでは、第4世代Core iシリーズの内蔵GPUやミドルやミドルローGPUを搭載したビデオカードを使った構成にベストな450WモデルもあるCorsair「RM」シリーズがイチオシ。安定した出力に、低負荷時にファンレス動作する準ファンレス仕様、取り回しの楽なフラットタイプのケーブルと、文句なしだ。

今回紹介&試したオススメ電源ユニットのなかでは、Corsair「RM」シリーズがイチオシ

 もちろん、若干出力にブレはあるものの、コストパフォーマンスがダントツにいいFSP「RAIDER」シリーズや、750Wの大容量になるSilverStone「STRIDER PLUS」シリーズの「SST-ST75F-P」も狙い目といえる。

コストパフォーマンスがダントツにいいFSP「RAIDER」シリーズ(左)や、750Wの大容量になるSilverStone「STRIDER PLUS」シリーズの「SST-ST75F-P」(右)も狙い目

 さて次回は、超ハイエンドなPC構成を組み上げたい人やすでに使っている人向けの出力1000Wクラスの電源ユニット2製品を紹介&テストしていこう。

【関連サイト】

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中