80PLUSのランク別に
消費電力をチェック
最後は80PLUSのランクで、消費電力にどのくらい差が出るのか、アイドル時と3つのテスト実行中に最も高かった値を高負荷としてグラフ化している。
数十Wの差はさすがに出ないが、80PLUS BRONZEとの消費電力差はそれなりにあり、アイドル時で最大5.6W、高負荷時では最大12.5W違っている。日々の消費電力(電気代)を少しでも抑えるなら、80PLUS SILVER以上の認証を取得している電源ユニットがオススメだ。
予算を増やしてGOLDを狙いたい!!
今回紹介&試したオススメ電源ユニットのなかでは、第4世代Core iシリーズの内蔵GPUやミドルやミドルローGPUを搭載したビデオカードを使った構成にベストな450WモデルもあるCorsair「RM」シリーズがイチオシ。安定した出力に、低負荷時にファンレス動作する準ファンレス仕様、取り回しの楽なフラットタイプのケーブルと、文句なしだ。
もちろん、若干出力にブレはあるものの、コストパフォーマンスがダントツにいいFSP「RAIDER」シリーズや、750Wの大容量になるSilverStone「STRIDER PLUS」シリーズの「SST-ST75F-P」も狙い目といえる。
さて次回は、超ハイエンドなPC構成を組み上げたい人やすでに使っている人向けの出力1000Wクラスの電源ユニット2製品を紹介&テストしていこう。
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