このページの本文へ

8.1じゃなく、やっぱりセブンがいいという人に

店頭で買える、高コスト性能のWindows 7ノート「Lenovo B590」

2014年04月02日 11時00分更新

文● 石井英男

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

キーボードやタッチパッドも使いやすい

 液晶パネルのサイズは15.6型で、解像度は1366×768ドット(HD解像度)と標準的である。LEDバックライトを採用しており、輝度も高い。発色やコントラストも十分で、ドットピッチが広いため、ポイント数が小さな文字も見やすい。

キーボードはテンキー付きで、キー配列も標準的なので快適にタイピングできる。

 キーボードはアイソレーションタイプの全106キーで、テンキーも備えている。

 Lenovo Gシリーズに採用されているキーボードと同じだと思われる。キートップは、中央がやや凹んでおり、タイピング時の感触もよい。主要キーのキーピッチは約19mmと余裕があり、キー配列も標準的なので快適にタイピングが可能だ。テンキーを装備しているので、表計算ソフトや会計ソフトなど、数値をたくさん入力する場合に便利だ。

 ポインティングデバイスとしては、タッチパッドが採用されている。最近は、UltrabookでもフルサイズノートPCでも、タッチパッドとクリックボタンが一体化したタイプのタッチパッドを採用することが増えているが、一体化タイプは慣れないとクリックやドラッグなどの操作をミスしがちだ。しかし、Lenovo B590のタッチパッドは、左右クリックボタンが独立しているタイプなので、クリックやドラッグなどの操作もしやすい。

USBポートを4基備えるなど、入出力端子も充実

 Lenovo B590は、インターフェース(入出力端子)も、Ultrabookなどに比べて充実している。B590 CeleronモデルとB590 Core i5モデルでは、USBポートに関する仕様が多少異なり、前者はUSB 3.0×1、USB 2.0×2という仕様だが、後者はUSB 3.0×2、USB 2.0×2という仕様で、B590 Core i5モデルのほうがUSBポートの数が多かった。

Celeronモデルの左側面。アナログRGB出力、Ethernet、HDMI出力、USB 3.0が用意されている。

Core i5モデルの左側面。アナログRGB出力、Ethernet、HDMI出力、USB 3.0×2が用意されている。

右側面のインターフェースに関しては、Celeron/Core i5モデルともUSB 2.0×2、光学ドライブ、マイク/ヘッドホン端子が用意されている。

 ただし、通常の使い方なら、USBポートが3つあれば十分間に合うだろう。外部ディスプレイー端子としては、アナログRGB出力とHDMI出力の2系統が用意されている。

 少し古めのプロジェクターやPC用ディスプレーでは、アナログRGB出力にしか対応していないことも多いが、Lenovo B590なら問題なく接続できるので、プレゼンなどの際も安心して使える。Ethernet(有線LAN)も搭載しているので、社内LANなどへの接続も簡単だ。

CeleronモデルもCore i5モデルもACアダプターは同じ。出力は65Wで、このクラスのものとしてはコンパクトだ。

 また、前面にはSDメモリーカードやマルチメディアカードなどに対応した4 in 1メディアカードリーダーが搭載されており、デジカメで撮影した写真データなどの読み込みに便利だ。ACアダプターもこのクラスの製品としてはコンパクトで、取り回しやすい。

ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中