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フェイスブックがネットインフラに衛星や無人機など活用

2014年03月28日 05時00分更新

加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 米フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は現地時間27日、無人飛行機や衛星、レーザー光線を使ったインターネット接続を研究するチームとして「Connectivity Lab」をフェイスブック内に組織した。インターネット・オルグ(Internet.org)の一環だという。

 インターネット・オルグは、マーク・ザッカーバーグ氏の呼びかけにより、昨年8月からスタートした取り組み。現在、インターネットにアクセスできるのは世界人口の3分1、わずか27億人にすぎないと言われているなか、残り3分の2にあたる50億人を新たにインターネットへ接続できるようにすることが目的だ。

 米フェイスブックをはじめフィンランドのノキアや米クアルコム、スウェーデンのエリクソン、ノルウェーのオペラ、韓国のサムスン電子、台湾のメディアテックが参画している。

 今年の2月にはそのサポート機関として、フェイスブックとエリクソンが共同で「Innovation Lab(イノベーション・ラボ)」を設立。その後も、米フェイスブックが無人飛行機開発メーカーの米タイタン・エアロスペース(Titan Aerospace)を買収する動きに出ていると噂されたりしたが、今回、立ち上げた「Connectivity Lab(コネクティビティ・ラボ)」は、インターネット接続網を地理的環境に左右されることなく構築するための研究機関となる。

 新たなプラットフォームづくりには世界中から集結したトップエキスパートが参加。たとえば、高空域長期滞空無人機(HALE)の開発で定評のある英アセンタ(Ascenta)をはじめ、NASA(米航空宇宙局)のジェット推進研究所やエイムズ研究センター、米国立光学天文台(NOAO)などが名を連ねる。衛星や無人飛行機と地上をレーザー光線で結び、ネットワークを構築しようというわけだ。

 米フェイスブックは一昨日の現地時間25日に、モバイルユーザーの月間アクティブユーザー数(MAU)が10億人を超えたと発表している。地球上に今ある27億の畑から10億の実りを得ている同社は、一方で、50億分を耕作地として新たに開拓しようとしている。

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