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“ぼっち”撮影を極めた!—ソニー「α5000」

2014年03月28日 13時30分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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「PlayMemories Mobile」で、
「α5000」のWi-Fi機能がさらに便利に

 スマートリモコンアプリに加えて、もうひとつ必要なのが、α5000をリモート操作できるAndroid/iOS用アプリ「PlayMemories Mobile」(バージョン4.0以降)。

 PlayMemories Mobileをインストールしておくと、α5000のWi-Fi機能がグンと便利になる。たとえば、α5000とスマホ・タブレットを接続したい場合、NFC対応デバイス(Android 4.0以上)であれば、タッチするだけでOK。そうでない場合は、Wi-Fiアクセスポイントとして表示されるα5000に接続する。Andoroid/iOSデバイスとの連携機能も充実しており、Andoroid/iOSデバイス上からカメラ側の写真を複数選んで、まとめてスマホに転送することも可能だ。使い勝手は、「NFCワンタッチシェアリング」を利用できるNFC対応デバイスが上々で、撮影画像を再生中のα5000にタッチするだけで、その写真をNFC対応デバイスに転送できる。

起動するとα5000がアクセスポイントになるので、画面情報に従ってアクセスする

NFC対応デバイスの場合は、本体右側面のNFCロゴにタッチするだけでいい

PlayMemories MobileApp
価格無料 作者Sony Corporation
バージョン4.1.0 ファイル容量6.8 MB
対応デバイスiPhone/iPad/iPod touch 対応OSiOS 5.0以降
PlayMemories Mobile
価格無料 作者Sony Corporation
バージョン4.1.0 ファイル容量7.5MB
対応OSAndroid 2.2以降

 ちなみに、PlayMemories Camera Appsの「スマートフォンシンク」が4月24日配布予定となっている。カメラとスマホのWi-Fi接続設定などを行なわなくても、カメラの電源をオフにするだけで、撮影した写真をスマホ・タブレットに自動転送できるようだ。

「DSC-QX10」「DSC-RX100M2」も「PlayMemories Mobile」でリモート操作

 PlayMemories Mobileがあれば、Andoroid/iOSデバイスからDSC-QX10DSC-RX100M2などもリモート操作を行なえる。現行のSONY製Wi-Fi対応デジタルカメラの多くが対応しているといってもいい。先にα5000のパターンを紹介したが、ここでDSC-QX10DSC-RX100M2の場合も見てみよう。

DSC-QX10の場合はディスプレーがないので、Andoroid/iOSデバイスにインストールしたPlayMemories Mobileが前提

NFC対応デバイス(Android 4.0以上)があれば接続はワンタッチで済む

DSC-QX10の場合は、おまかせオートとプレミアムおまかせオート、Pモード、露出補正などと利用できる機能は最小限

DSC-RX100M2の場合は、メニューにある「スマートフォン操作」を選んだ状態から接続する

NFCは本体底面にあるため、三脚にセットした状態だとまず接続できない。その場合は、表示されているパスワードを入力してアクセスしよう

DSC-QX10とDSC-RX100M2、α5000ともに10mほど離れても接続に問題なし

α5000に外付けフラッシュを取り付けられないため、DSC-RX100M2でチェック。DSC-RX100M2の場合、フラッシュはオートかオフしかないが、だいたい使用される模様。またおまかせオートなどのモードを選べないが、写真を見る限りだと、おまかせオート相当がデフォルトの模様だ

左の写真が実際の撮影中の様子で、右の写真が撮影した写真。セルフシャッターをオンにして、カウントダウン中にスマホを隠すことが肝要

どうも画角に納得いかない場合は調整。このとき、スマホを足下などに置いて見ながらだと構図を調整しやすい

撮影中の様子。なんかすごくアレな姿である

実際の撮影データ。ぼっち撮影としてはなかなか良好だ


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