「PlayMemories Camera Apps」の「スマートリモコン」アプリ
NEXシリーズの一部やα5000、「α6000」「α7」などには、PlayMemories Camera Appsが用意されている。Sony Entertainment Network(SEN)上から、スマホのようにアプリをインストールして機能を拡張できるという仕組みで、エフェクトやSNS投稿機能などを追加できる。一部有料アプリもあるが、無料アプリが多いため、まずはいろいろ試してみるといい。
今回の要が、そのPlayMemories Camera Appsにある「スマートリモコン」アプリだ(2014年3月現在の最新版はver.2.20。スマホ・タブレットとの連携には、後述の「PlayMemories Mobile 4.0」が必要)。
スマートリモコンアプリの注意点は、SONYの現行デジタルカメラ製品の多くをサポートしているが、実は機種ごとに使える機能が異なっていることだ。たとえば、「DSC-RX100M2」の場合は、動画と静止画の切り替え、ズームなどの基本機能のみで、細かい調整は行なえる。「DSC-QX10」の場合は、プレミアムおまかせオートやおまかせオート、Pモード、露出補正などがリモートで使用可能といった具合だ。そして、α5000やα6000の場合は以下の機能が使用可能になる。
スマートリモコンでコントロール可能な項目 (α5000/α6000の場合) |
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セルフタイマー(2秒) | 明るさ(EV補正:-3.0EV〜+3.0EV) |
レリーズ | 画像サイズ |
F値 | ISO |
シャッタースピード | ホワイトバランス |
タッチAF | MFアシスト |
ポストビュー拡大 | ズーム |
フラッシュ | — |
細かい調整がし放題になるため、カメラと撮影ポイント間を往復する必要がまったくないほどだ。また今回はα5000なのでチェックできなかったが、α7/α7Rやα6000の場合はフラッシュの管理も行なえるため(調光補正はない模様)、よりこだわった自撮りもできるだろう。