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“ぼっち”撮影を極めた!—ソニー「α5000」

2014年03月28日 13時30分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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「PlayMemories Camera Apps」の「スマートリモコン」アプリ

 NEXシリーズの一部やα5000、「α6000」「α7」などには、PlayMemories Camera Appsが用意されている。Sony Entertainment Network(SEN)上から、スマホのようにアプリをインストールして機能を拡張できるという仕組みで、エフェクトやSNS投稿機能などを追加できる。一部有料アプリもあるが、無料アプリが多いため、まずはいろいろ試してみるといい。

 今回の要が、そのPlayMemories Camera Appsにある「スマートリモコン」アプリだ(2014年3月現在の最新版はver.2.20。スマホ・タブレットとの連携には、後述の「PlayMemories Mobile 4.0」が必要)。

 スマートリモコンアプリの注意点は、SONYの現行デジタルカメラ製品の多くをサポートしているが、実は機種ごとに使える機能が異なっていることだ。たとえば、「DSC-RX100M2」の場合は、動画と静止画の切り替え、ズームなどの基本機能のみで、細かい調整は行なえる。「DSC-QX10」の場合は、プレミアムおまかせオートやおまかせオート、Pモード、露出補正などがリモートで使用可能といった具合だ。そして、α5000α6000の場合は以下の機能が使用可能になる。

スマートリモコンでコントロール可能な項目
(α5000/α6000の場合)
セルフタイマー(2秒) 明るさ(EV補正:-3.0EV〜+3.0EV)
レリーズ 画像サイズ
F値 ISO
シャッタースピード ホワイトバランス
タッチAF MFアシスト
ポストビュー拡大 ズーム
フラッシュ

 細かい調整がし放題になるため、カメラと撮影ポイント間を往復する必要がまったくないほどだ。また今回はα5000なのでチェックできなかったが、α7/α7Rα6000の場合はフラッシュの管理も行なえるため(調光補正はない模様)、よりこだわった自撮りもできるだろう。

メニューにある「アプリケーション」にアクセスする

初期状態でも「スマートリモコン内蔵版」がインストールされているが、機能制限の状態にある

ネットワークに接続した状態だと無料・有料のアプリをチェックできる。スマホ感覚の機能拡張だ

日本語入力用の「POBox-日本語キーボード」もあるが、単体では動作しない。Facebook/PlayMemories Online対応の「ダイレクトアップロード」アプリなど、キーボードを使用する関連アプリから呼び出して使う。ただ、α5000/6000ともにタッチパネル非搭載なので、あまり恩恵はない(NEX-5Rなどの場合はアリ)

スクロールさせると「スマートリモコン」のアップデータがある

アップデートを実行

ここでSony Entertainment Network(SEN)アカウントの登録を要求される

アカウントを登録するとダウンロード開始

アプリケーションを見ると、スマートリモコンにアップデートされている


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