マイクロソフト・トゥディ 第87回

XP終了まで約2週間—個人向けPCがプラス成長に

「Windows XP卒業 いつするの？ 今でしょ！」

「XP卒業するなら今でしょ!」をキャッチフレーズにした訴求キャンペーンを開始

　こうした中、日本マイクロソフトは、3月の卒業シーズンに引っかけて、「XP卒業するなら今でしょ!」をキャッチフレーズにした訴求キャンペーンを3月20日から開始した。

　2014年4月9日のWindows XPのサポート終了時までの時限的な訴求となるが、新聞での広告展開のほか、同社が公開している「カンタンすぎる最新パソコン 買うなら今でしょ！」サイトにおいても告知を開始している。

　日本マイクロソフトのほか、PCメーカーや周辺機器メーカー、量販店などが参加するWDLC（ウィンドウズ・デジタルライフスタイル・コンソーシアム）では、東進ハイスクールの林修先生をキャラクターに起用。Windows XPからの買い換え時期を、「今でしょ!」のキャッチフレーズとともに、すぐに新たなOS環境へ移行することを訴求するキャンペーンを展開してきた。今回の新たな告知は、WDLCによる展開とともに日本マイクロソフトのサイトにも掲載するものとした。

　この訴求キャンペーンでは、林先生が卒業証書を手に持ち、生徒に卒業証書を渡すような雰囲気を演出。その卒業証書には、「Windows XP卒業証書」と書かれ、「あなたはWindows XPを卒業し、新しいWindowsパソコンで快適な新生活に踏み出すことをここに証する」という文字がみえる。

　そして、訴求メッセージは、「Windows XP卒業 いつするの？ 今でしょ！」と、2013年の流行語大賞となった、林先生お決まりのフレーズを使ったものとなっている。

　日本マイクロソフトでは、「サポート終了後にはマイクロソフトからの重要な更新プログラムの提供が受けられなくなり、そのまま使い続けると、セキュリティ上大変危険です。あなたとご家族の大切なパソコンを、ウイルスやスパイウェアなどの悪質なプログラムから守るためにもお早めに最新パソコンへの買い換えをご検討ください」としている。具体的にどのような状況になるかといった情報は、「サポート終了の重要なお知らせ」などを参照するといいだろう。

「サポート終了の重要なお知らせ」には、受けられなくなるサポートの内容がまとめられている

　Windows XPのサポート終了まであとわずか。まだWindows XPから「卒業」していない人は、「留年」せずに、早めに「卒業」してほしい。

Windows VistとOffice 2007は、2012年4月10日にメインストリーム サポート フェーズがすでに終了しており、延長サポートも2017年4月には終了予定だ。次はこれに備えることになる

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• 日本マイクロソフト