スマホで始める「音楽アプリ部」 第39回

スマホでの弾きやすさに配慮した、プレイモードの豊富さがうれしい

「スマホでギターを弾く」アプリなら、イチオシはこれ！

エフェクターがかけられるのもポイント
視覚的にもいろいろとカスタマイズできちゃいます

エフェクターをかけることも可能。エレキギターにFuzzは定番ですが、もちろんアコギの音にもFuzzをかけられます。組み合わせ方で色々な音が出せるので、飽きさせない作りです

ノッツ　色々教えてもらった機能だけでも花見の席で弾き語りという当初の目標は果たせそうですが、まだまだ使っていない機能があるようですが……。

アンぽん　実はギターの種類も、アコースティックの音だけじゃないんですよ。4種類から選べて、中にはエレキギターもあります。それだけではなく、エフェクトもかけられるんです。「Reverb」で広がりのある音にしたり、「Fuzz」をオンにしてグッシャリ歪んだ音も出せます。

ノッツ　すごいじゃないですが、音色の幅が広い！　あとこのアプリ、地味にセッティングできる項目が多いんですよね。カポタストを装着してキーを上げることも、アームを使った音を出すこともできるし。用途に合わせて、色々と自分好みにカスタマイズできそうです。

ギタータイプはスチール弦アコギ、ナイロン弦アコギ（俗にいうクラシック・ギター）、エレキギター、ミュート音のエレキギターの4種類から選べます

Settingで設定できる項目が多いのもこのアプリの魅力。カポタストをつける設定ができたり、ビブラートアームを使った音にできたり……と音の設定はもちろん、ネックの色を変えたり、弦が揺れるアニメーションをオンにできたりと、視覚的な設定も豊富！

アンぽん　いかがでしたでしょうか。ギターアプリの紹介はこのコーナーでは初めてだったと思いますが、これくらい使えるなら、冒頭で言ってたように、花見会場にギターでなくこのアプリとスマホを持って行っても代用できると思いますよ。

ノッツ　よくできてると思います！　ちょっとギターのことを知っている人が実物の代わりにこのアプリで演奏するのにもいいし、一度もギターを触ったことがない方が「ギターってどんな感じのものなんだろう……」というのを知るためにお試しで色々触ってみるのにもいいと思います！

アンぽん　やっぱり実物までにはいたらないところもありますけれども、ギターの面白さは十分にこのアプリで楽しめますよ。

ノッツ　じゃあ、これで花見の席で弾き語りをして青春を謳歌できます！　でも……。

アンぽん　「でも原稿が遅くて花見に行けないよ〜」とか、「でも一緒に花見する友達がいないんでした〜」とかいうオチはもう飽きたので結構ですよ。

ノッツ　いや、冷静に考えるともう青春とか言ってる年でもないし、春先ってよく体調崩すし今も具合悪いんで……。家で寝てます……。

アンぽん　えっ、健康面……。皆様も季節の変わり目、健康には気をつけましょう……。

ノッツ

著者近影

　地元の工場で働きつつ自宅録音ひとりバンドKNOTSとして音楽活動をしていたが、宅配ピザ屋すらない田舎っぷりに限界を感じて上京。ピザを食べながら東京で音楽活動を本格化させると思いきや、なぜか最近マンガやイラストでの活動が主になっている。マンガは現在、音楽誌サウンド・デザイナー『たくろくガールズ』、まんがタイムきららMAX『ソラミちゃんの唄』、月刊IKKI『SONGBOOK』を連載中。単行本は『クルミくん NO FUTURE』『ソラミちゃんの唄（1）』が発売中。

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