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T教授の「戦略的衝動買い」第287回

電気ケトルじゃあ物足りない!? 「電気やかん」を衝動買い!

2014年03月26日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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ヒートパイプの存在感が大きい
電気やかんの内部構造

電気でお湯を沸かす基本コンセプトはほぼ同じ
電気でお湯を沸かす基本コンセプトはほぼ同じ
電気ケトルの内部は何も出っ張りのないフラットな形状だ 電気やかんは、電気コイルでお湯を沸かすようで、コイルのパイプが底面からニョキッと飛び出している。洗浄には邪魔かもしれないが面白みがある
電気ケトルの内部は何も出っ張りのないフラットな形状だ電気やかんは、電気コイルでお湯を沸かすようで、コイルのパイプが底面からニョキッと飛び出している。洗浄には邪魔かもしれないが面白みがある

 お湯を沸かすケトルとやかんの構造は、いずれも給電スタンドに載せるところは同じだが、ケトルとやかんの内部構造は大きく異る。ケトル内部には特に出っ張りはなく洗浄は容易だが、やかんの方は、電気コイル方式のヒートパイプが存在感を示すように底面から突き出している。

 電気ポットの設備すらない発展途上国のホテルの客室でお湯を沸かすために持って行く“電熱コイル”や“コンパクトヒーター”が コンセプト的には近いのかもしれない。

 コンシューマデザイン的には疑問だが、仕組み大好き人間には好まれるかもしれない。ただし、内部を洗浄するときにはちょっと面倒だ。

電気ケトルと電気やかん
どっちが早くお湯が沸く!?

電気ケトルはハンドル周りに電源オンスイッチもあって片手操作が楽そうだ 電気やかんは、まずやかんを定位置に置いて、その後で電源オンスイッチを押す
電気ケトルはハンドル周りに電源オンスイッチもあって片手操作が楽そうだ電気やかんは、まずやかんを定位置に置いて、その後で電源オンスイッチを押す

 いずれも内部に任意の量の水を入れて、電源スイッチさえオンすればあとは勝手にお湯を沸かしてくれる。電気ケトルの方は容量0.8リットルと少ないが、定格消費電力は1250Wとけっこう高く、とにかく短時間にお湯を沸かすことを第一目標にしていることが推測される。

 一方の電気やかんは、容量こそ1.0リットルと大きいが、電気コイル方式で定格消費電力は900Wだ。実際に、どの程度の時間でお湯が沸くのか両者で実験をしてみた。

500ccのペットボトルの水がどのくらいの時間で沸くかテストしてみた 500ccのペットボトルの水がどのくらいの時間で沸くかテストしてみた

 電気ケトル、電気やかんのそれぞれにペットボトル1本(500cc)の水を入れて電源オンしてみた。意味のないほど正確なストップウォッチで各3回計測したところ、その平均値は定格消費電力からも予想されるとおり、電気ケトルが2分35秒、電気やかんは3分55秒だった。ほんのわずかだが効率はティファールの電気ケトルに軍配は上がる。

場違い(!?)な場所でのインパクトが光る!

熱効率や値段ではない、独特の魅力のある電気やかん……このまま埋没させるには惜しいデザインと機能性を秘めている。どんどん場違いな環境で使ってほしいアイテムだ 熱効率や値段ではない、独特の魅力のある電気やかん……このまま埋没させるには惜しいデザインと機能性を秘めている。どんどん場違いな環境で使ってほしいアイテムだ

 1人でインスタントラーメンをすするには電気ケトルでも容量は十分だが、2人で食後のインスタントコーヒーまでをターゲットに含めるなら、200ccの余裕は電気やかんの大きなプロダクトアドバンテージになるだろう。

 そしてストリートプライスは電気ケトルの半額以下だ。なにより、隙のない整然としたキッチンのどこかから登場してくる、電気やかんの予想を覆すインパクトは極めて楽しいアイテムに違いない。

■関連サイト

T教授

今回の衝動買い

アイテム:電気やかん 1.0リットル

価格:
Amazonにて1990円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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