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「DSC-RX100M2」—柔軟な操作カスタマイズがうれしいRAW対応コンデジ

2014年03月25日 11時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax)、モデル:姫乃たま(@Himeeeno

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使い勝手のいいカスタマイズ機能

 コンパクトタイプのデジタルカメラは、操作の融通がきかないという印象を持ちやすいが、DSC-RX100M2の場合はかなりカスタマイズが行なえるため、サブ機を探しているユーザーにも納得がいくのではないだろうか。

 DSC-RX100M2を背面から見ると、「Fn」(ファンクション)ボタンから7つの機能にアクセスできるほか、「コントロールホイール」の左右と中央の設定をカスタム化できる。またレンズの周囲にある「コントロールリング」にも任意の機能を割り振り可能だ。

背面のボタンはすべて右側に集中しているため、慣れてくると見なくても機能にアクセスできる

コントロールリングに露出補正を割り当てておくと、微調整がラクチン

コントロールホイールで移動させて、上下で選択といったインターフェース

機能の割り当て設定は1画面に収まっている

コントロールリングには、露出補正やISO感度、ホワイトバランスなどを割り振れる

 筆者の場合だと、コントロールホイールの中央で再押しAEロック(AEL)、左をドライブモード、右をフラッシュモード、コントロールリングには露出補正を割り振っている。コントロールリングでの調整が特にラクなので、まずは露出補正を割り振ってもいいし、「マニュアル露出(Mモード)」前提であれば絞りにしてみるのもいいだろう。

 ただコントロールリングは、回した結果が即反映されるのではなく、一瞬の間があってから割り当てた機能がオンになるため、しばらくはその感覚になれる必要がある。

「Fn」ボタンからアクセスできるファンクションは7つまで登録可能。筆者の場合は、露出補正とISO感度、ホワイトバランス、DRO/オートHDR、測光モード、オートフォーカスエリア、フォーカスモードにしている

ファンクションには調光補正やピクチャーエフェクト、美肌効果などの機能も設定できる

 以上、今回はDSC-RX100M2の気に入った点をまずは紹介してみた。次回は、気軽に撮れる機能や便利な機能などをチェックしよう。


ソニーストア
主なスペック
機種名 ソニー「DSC-RX100M2
価格 6万9980円(ソニーストア価格)
撮像素子 1.0型(13.2×8.8mm) 裏面照射型Exmor R CMOSセンサー、アスペクト比3:2
有効画素数 約2020万画素
レンズ焦点距離 F=10.4-37.1mm /35mmフィルムフォーマット換算値: 28-100mm(静止画アスペクト比3:2の場合)
F値 F1.8(ワイド端時)-4.9(テレ端時)
感度設定 ISO 160-12800(ISO 25600は重ね合わせ連写を利用)
ディスプレー 3.0型(4:3)約122.9万ドット エクストラファイン液晶 チルト機能有(上84度、下45度)
ファインダー 別売(電子ビューファインダー「FDA-EV1MK」)
インターフェース microUSB 2.0端子、microHDMI端子、マルチ端子、NFC機能、Wi-Fi対応、Eye-Fi対応
記録フォーマット 静止画:JPEG、RAW(Sony ARW 2.3 format)、動画:AVCHD Ver2.0/MP4
バッテリー駆動時間 静止画撮影時約350枚/約175分、実動画撮影時約45分(MP4 12Mの連続撮影可能時間は約15分)、連続動画撮影時約80分(MP4 12Mの連続撮影可能時間は約15分)
本体サイズ/重量 幅101.6×奥行38.3×高さ58.1mm/約281g(バッテリー、メディア込み)

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