たまたま手元に「自分撮り対応デジカメ」が2台あったのである。液晶モニターが180度くるっと回って自分撮りが簡単にできるデジカメ。実は最近増えてるのだ。
Wi-Fiに対応していれば、手を伸ばさなくてもシャッターを押せるので便利。
よし。自分撮りデジカメで膝猫を撮るぞ、猫カフェなら膝猫を撮れるんじゃあるまいか、と出かけたのが恵比寿にある猫カフェ「ニャフェ・メランジェ」(http://www.nyafe-melange.com/index.html)。
無線LAN完備のまったりしたカフェで、猫を撫でながら仕事できます。まあ仕事にならんと思うけど。
お昼時だったので猫は半分昼寝の時間。猫ベッドでのんびりしておりました(冒頭写真)。
着いたらしばらくおちゃ飲みながら猫と戯れる。とりあえず馴れないとしょうがない。
馴れてきたらカメラをセット。今回はコンデジ代表としてカシオの「EX-10」、ミラーレス代表としてパナソニックの「DMC-GF6」を持って行ったのだ。
カシオのEX-10はF1.8-2.5の明るいレンズを搭載したハイエンドコンデジ。ニャフェは猫カフェにしては明るいのだけど、それでも室内なので猫を撮るのはきびしい。もちろんフラッシュの使用は厳禁。
となると、多少暗くても写るハイエンドなコンデジか、レンズ交換式カメラが欲しくなるのだ。
で、まずはカシオのEX-10をセット。
モニターを自分に向けると自分撮りモードになり、モーション撮影が可能になる。画面の手のひらマークがあるあたりで手を振る(実際にはその辺で何か動かせばいい)と自動的に撮影されるのだ。
この機能は手をカメラから離してもOKなところと、カメラがモーションを検知する限り何枚でも撮ってくれるのが面白い。無駄に撮った写真はあとから消せばいい。
まあ、相手が猫だからそう狙い通りにはいかないのだけど、それもまたよし。
では次はヒザ猫だ、ってんで猫を呼ぶのだけど乗ってくれない。写真を撮るぞって下心がいけないのだ、きっと。
私のヒザには全然こないのに、隣にいた女の子にヒザにはちょこんとのっかって落ち着いてる。負けた。
負けたままでは悔しいのでヒザの猫を撮らせてもらった。
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