Windows Server 2008 R2/2012搭載の無停止型サーバー
新Xeonで20%性能向上した「Express5800/ft」サーバー発売
2014年03月19日 06時00分更新
NECは3月18日、無停止型サーバー「Express5800/ftサーバ」のWindowsモデル新製品を発売した。インテルの最新「Xeon」プロセッサーを搭載し、従来機種比で最大20%の性能向上を果たしている。
Express5800/ftは、ハードウェアをすべて二重化(冗長制御)して耐障害性を向上する無停止型サーバー製品。
発売された新機種は「Express5800/R320d-M4」。Windows Server 2008 R2モデル、Windows Server 2008 R2+長期保守対応モデル、Windows Server 2012モデルの3種類が提供される。長期保守対応モデルでは、10年間にわたり毎年の定期点検、定期的な部品交換サービスが受けられる。
インテルの最新10コアCPUである「Xeon E5-2670v2」(動作周波数2.50GHz)を最大2個搭載しており、メモリの動作周波数も高速化することで、従来機(R320c-M4)比で最大20%の性能向上を果たした。
Express5800/R320d-M4の希望小売価格(税別)は、Windows Server 2008 R2モデルが254万円から、Windows Server 2008 R2+長期保守対応モデルが317万6000円から。両モデルは4月14日から出荷される。また、Windows Server 2012モデルは6月からの出荷予定で、価格は未定。