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業界人の《ことば》から 第81回

PCでトップのレノボ、大企業向け事業はまだ自社内で5%以下

2014年03月18日 09時00分更新

文● 大河原克行

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今回のことば

「将来、今年を振り返ってみると、この1年は重要なマイルストーンの年であったといえるだろう」
(レノボ・ジャパンのロードリック・ラピン社長)

PCからサーバー、スマホへと領域を広げるレノボ

 レノボは、2014年1月23日に米IBMのx86サーバー事業を買収すると発表(関連記事)。続いて、1月29日には、Googleが持つMotorola Mobilityのスマートフォン事業の買収を発表した(関連記事)。

グローバル市場向けに提供する「Vibe Z」。CES 2014に合わせて発表された

 買収が完了すれば、レノボは、x86サーバー市場で世界第3位、スマートフォン市場でも世界第3位のメーカーとなる。すでにPC市場では世界第1位のメーカーとなっており、レノボの成長ぶりが際立っている。実際、先頃発表した2014年第3四半期決算(2014年10月~12月)は、四半期決算としては過去最高の売上高、利益を記録。PC市場における世界シェアは18.5%となり、これも過去最高となった。

 同社は、3月末が期末だが、あと数週間ほどを残しながらも、「レノボにとって素晴らしい1年となることは確信している」と、レノボ・ジャパンのロードリック・ラピン社長は語る。「将来、今年を振り返ってみると、この1年は重要なマイルストーンの年であったといえるだろう」とする。

 ラピン社長がこう語る背景には、過去最高の業績とともに、x86サーバーとスマートフォンという2件の大型買収の発表があったのは確かだ。これらの動きは、言い換えれば、今後のレノボの方向性を示すことになるといっていいからだ。

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