このページの本文へ

4形状に変形するUltrabook「LIFEBOOK WT1/P」徹底解剖 第4回

スタイラスと2-in-1は最強の組み合わせだ!

ワコム製デジタイザーを内蔵した「LIFEBOOK TH WT1/P」のペン入力をチェック (2/3)

2014年04月04日 17時50分更新

文● 高橋量

sponsored

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

精度が高く使い勝手のいいスタイラスペン

 付属のスタイラスペンは、ワコム製の電磁誘導式。ワコムといえばペンタブレットのトップブランドで、品質の高さは折り紙つきだ。1024段階の筆圧感知に対応し書く力の強弱で微妙なタッチを再現できるので、メモ書きはもちろんイラストの制作にも向いている。

「LIFEBOOK WT1/P」に付属の専用スタイラスペン

 実際にペンを手にするとやや短く細めに感じるが、手書き入力自体には問題なく使うことができた。ペン先は2mm程度と非常に細く、固さも若干柔らかめ。繊細なタッチの表現に向いているだろう。個人的にはもう少し太くて長いほうが好みだが、使っているうちにすぐに慣れて違和感なく使うことができた。

コンパクトで細身だが使いづらさは感じない

先端からやや離れたところに、消しゴム機能やメニュー表示に使うボタンを配置

ペン先は非常に細く2mm程度の大きさ

重量は実測で4gと非常に軽い

 使いはじめは、タッチした場所とシステムが認識する場所にズレがあるように感じたが、コントロールパネルからペン入力の調整をするとズレは解消された。手書き入力時に微妙な違和感を感じる場合は調整してみるといいだろう。また手書きのイラストを描く際にペンを何度か素早く動かすと、システム側でフリック動作したと勘違いされてしまう場合がある。コントロールパネルからフリックを無効にしておくことをおすすめする。

コントロールパネルから「ハードウェアとサウンド」、「タブレットPC設定」と開き、「画面」タブの「調整」をクリック。次の画面で「ペン入力」を選択する

表示される十字カーソルをスタイラスペンでタッチする

コントロールパネルから「ハードウェアとサウンド」、「ペンとタッチ」と開く。「フリック」タブの「フリックを試用してよく実行する操作を素早く簡単に行う」のチェックを外す

ペン入力の調整をすれば、認識精度が高まり使い勝手がよくなる。ペンの滑りも上々で書き味は抜群だ

 ペンは本体左側にあるペンホルダーに収納できる。ペンは小さくて紛失しやすいため、このような配慮はうれしいところだ。また本体とスタイラスペンにはストラップホールが用意されているので、ヒモなどを通しておけば落とさない。

スタイラスペンにはストラップホルダーが用意されている。本体とヒモでつなげば紛失を防げる

スタイラスペンは本体に収納できる点が便利

【640*100】LIFEBOOK TH


(次ページ「ペン入力なら文書作成やイラスト制作がはかどる!」に続く)

カテゴリートップへ

この連載の記事
富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART
【300*80】 ascii 富士通 WEB MART 個人

製品ラインアップ

ノートブックパソコン/タブレット

  • 富士通 FMV LIFEBOOK NH
  • 富士通 FMV LIFEBOOK AH
  • 富士通 FMV LIFEBOOK UH
  • 富士通 FMV LIFEBOOK CH
  • 富士通 FMV LIFEBOOK MH
  • 富士通 FMV LOOX
  • 富士通 arrows Tab QH

デスクトップパソコン

  • 富士通 FMV ESPRIMO FH
  • 富士通 FMV ESPRIMO DH

その他の注目商品

  • 富士通 ScanSnap コンパクトスキャナ