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約9000万の楽天会員を実店舗へ誘導するO2Oアプリ

2014年03月12日 05時58分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 楽天グループのスポットライトは、店に立ち寄るだけでポイントが貯まるアプリ「楽天チェック」を4月2日に提供開始する。それに先立ち、同アプリの事前エントリーキャンペーンを展開している。

 「楽天チェック」アプリは、アンドロイド搭載スマホ/アイフォーンにインストールすることで、提携加盟店を訪れた際にスマホを使いチェックイン操作により、「楽天スーパーポイント」を獲得できるというもの。スポットライトが運営する「スマポ」と同様、来店(スマホ)を検知するシステムを採用しており、提携加盟店の指定エリアでスマホのアプリ画面上のチェックインボタンを押すだけよい。店舗での購入に関係なく利用できる。

 ユーザー側は、貯めた「楽天スーパーポイント」を、楽天市場でのショッピングをはじめさまざまな楽天サービスで使える。一方の店舗側にとっては、オンラインユーザーの楽天会員を自らの実店舗に誘導することが可能。楽天会員は約9000万人で、その多くが「楽天チェック」アプリを利用するようになれば、オンラインからオフラインへと顧客の拡大が見込める。O2Oツールとして広がりそうだ。

 なお、「楽天チェック」の専用サイトでは現在、事前エントリーしてアプリをダウンロードしたユーザーに対して「楽天スーパーポイントを100ポイントプレゼントするキャンペーンを実施している。期限は3月31日の23時59分までで、先着1万ユーザー限定。

「楽天チェック」のイメージ

「楽天チェック」のイメージ

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