どこでも使えるエプソンダイレクトのオールインワンPC「Endeavor PT110E」を検証! 第1回
省スペースでどこでも利用できる「Endeavor PT110E」の内蔵バッテリー駆動時間を検証
持ち運べるオールインワンPC「Endeavor PT110E」の本体デザインをチェック
2014年03月27日 11時00分更新
内蔵バッテリーで2時間38分駆動!
つぎに「Endeavor PT110E」のバッテリー性能の検証結果を紹介しよう。テストするにあたってWindows 8.1の電源プランを「省電力」に設定し、液晶ディスプレーの明るさを手動で半分程度に変更している。なお試用機は無線LANに対応していなかったため、有線LANケーブルを使ってネットに接続した。
「BBench」の10秒ごとのキー入力と60秒ごとのウェブアクセスを有効にした上で満充電の状態からテストを実施したところ、開始から2時間38分でバッテリー残量が5%となり休止状態へ移行した。カタログ上の駆動時間は2.6時間となっているので、ほぼ公称値どおりの結果だ。
駆動時間が長いとは言えないが、急な停電に対応できるだけのスタミナはある。別途USP(無停電電源装置)を用意する必要もないので、コスト的にも安上がりだ。ただし今回のテストでは有線接続でネットに接続しているため、無線LAN経由でアクセスすると駆動時間が短くなる可能性が高い。と言っても急激に短くなるわけではなく、作成中の資料を保存してシステムをシャットダウンするには十分な時間があるはずだ。
タッチ対応&バッテリー内蔵で活用の幅は広い
タッチ対応の液晶ディスプレーとバッテリーを内蔵する「Endeavor PT110E」は、さまざまな場面で活用できるだろう。たとえばタッチ操作でスマートにプレゼンを行なったり、会社の受付に置いてキオスク端末のように使うこともできる。インターフェース類も多いので、古い周辺機器も利用可能だ。
またパーツを自由に選択できる点もビジネスユースではありがたい。高性能パーツで構成したハイスペックマシンに仕上げたり、コストを抑えたクライアント端末向けPCとして利用するなど、予算や用途に応じた柔軟なシステムを構築できるだろう。
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