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4形状に変形するUltrabook「LIFEBOOK WT1/P」徹底解剖 第3回

ドラクエX、FFXIV、PSO2などで検証した

「LIFEBOOK TH WT1/P」の2560×1440ドット表示でゲームを快適にプレーできるのか? (2/4)

2014年04月09日 11時00分更新

文● 高橋量

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軽めの3Dゲームならサクサク遊べる3D性能

 はじめに総合的な3D性能を計測するベンチマークの結果からご覧いただこう。テストに使った試用機の主なスペックは以下の表のとおり。最上位のメモリーとストレージを選択した最強構成モデルだ。なおパーツ構成によってベンチマークの結果が変わることがあるので、あらかじめご了承いただきたい。

試用機の主なスペック
CPU Core i5-4200U(1.60GHz)
メモリー 8GB(8GB×1)
ストレージ 約256GB SSD
OS Windows 8.1(64Bit)

 まずは「3DMark」の結果から、Directx 9の性能を計測する「Ice Storm」のスコアを見てみよう。国内で人気のオンラインRPGはDirectX 9の機能を利用しているものが多いため、このスコアが快適に遊べるかどうかの目安となる。

「3DMark」のベンチマーク結果

 「32773」というスコアは、軽めの3Dゲームなら快適にプレーできるレベルの性能だ。中規模クラスのオンラインRPGについても、画質や解像度を低く設定することで問題なく遊べるはず。Ultrabookとしては標準的なレベルである。

 一方、DirectX 10相当の「Cloud Gate」については「3858」、DirectX 11相当の「Fire Strike」では「461」とスコアが低い。高いスペックを要求する海外の大作系3Dゲームをプレーするには厳しいといえるだろう。

 DirectX 9についての性能を詳細に計測する「3DMark Vantage」については「3354」という結果だった。CPUの性能を表わす「CPU SCORE」は「7788」と比較的高めだが、GPUの3D性能を表わす「GPU SCORE」では「2819」とそれほど高くはない。やはり3D性能について多少不安が残る結果だが、Ultrabookとしては平均的なスコアではある。

「3DMark Vantage」のベンチマーク結果

 「LIFEBOOK WT1/P」のGPUは、CPU内蔵の「インテル HDグラフィックス 4400」だ。外付けGPUを搭載したゲーミングPCに比べると3D性能は劣るが、小~中規模クラスの3Dゲームやメールやネットなどには十分な性能を持っている。「LIFEBOOK WT1/P」を3D性能の面から見ると、ゲームを本格的に楽しみたい人よりも息抜きとしてプレーする人向けのスペックだ。

「GPU-Z」による内蔵GPUの詳細情報

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