4形状に変形するUltrabook「LIFEBOOK WT1/P」徹底解剖 第2回
タブレットスタイル、バリアススタイルなど4形態に変形するユニークな13.3型ノート
「LIFEBOOK WT1/P」最強構成モデルの性能をベンチマークで検証 (3/3)
2014年03月14日 11時00分更新
Windows 8.1の操作は快適でベンチマーク結果も良好
次に、「LIFEBOOK WT1/P」のベンチマーク結果を紹介しよう。Windows 8.1の快適さを表わす「Windows エクスペリエンスインデックス」の結果は以下のとおり。グラフィックス関連のスコアが低いが、それ以外のスコアは非常に優秀だ。もっともグラフィックス機能のスコアについてもそれほど気にすることはなく、高いパフォーマンスを要求する3Dゲームをプレーするのでもないかぎり性能的には問題ない。日常的な利用には十分だろう。
試用機のWindows エクスペリエンスインデックス | |
---|---|
製品名 | LIFEBOOK WT1/P |
プロセッサー | 7.2 |
メモリー | 7.2 |
グラフィックス | 4.6 |
ゲーム用グラフィックス | 5.1 |
プライマリハードディスク | 8.1 |
CPUの性能を計測する「CINEBENCH」の結果はまずまずといったところ。ストレージのアクセス速度を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルな読み込みと書き込みで高速な結果が出ている。ランダムアクセスでは速度がやや落ちるものの、これも高めのスコアだ。これだけの速度ならファイル操作やソフトの起動も早く、Windows 8.1を快適に利用できるだろう。
PCの総合的な性能を計測するベンチマークでは、「PCMark 8」(Home accelerated)では「2172」、「PCMakr 7」では「4383」、「PCMark Vantage」では「10970」という結果に。これらFuturemark社製のベンチマークはストレージ性能がスコアに強く影響されるため多少上向きの結果となっているかもしれないが、その点を考慮にいれても悪くはない数値だ。しかし「PCMark Vantage」についてはエンタテイメント系のテストの結果が伸びず、少し引く目の数値となっている。だが新しいベンチマークではまったく問題ない結果が出ているので、特に気にする必要はないだろう。
性能面では標準的なUltrabookよりもやや高め
ベンチマークの結果を総合的に見てみると、同クラスのUltrabookの中では高めの性能を持っていると言える。CPUは標準的なCore i5-4200U(1.60GHz)なので、8GBのメモリーと高速なSSDの性能がスコアに反映されているのだろう。「LIFEBOOK WT1/P」はビジネスやプライベートでの日常的な作業はもちろん、画像加工や動画編集、あるいは軽めの3Dゲームなど、さまざまな用途で活用できるはずだ。
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