このページの本文へ

ヘビーゲーマーも満足のパフォーマンス!!

高性能CPUとGPUを搭載したハイエンドゲーミングPC「HP ENVY Phoenix 810-190jp 東京生産ゲーマーズモデル」

2014年03月17日 11時00分更新

文● 石井英男

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ストレージは128GB SSD+1TB HDD×2の贅沢構成

 試用機のストレージは、128GB SSDと1TB HDD×2という非常に贅沢な仕様となっている(HP ENVY Phoenix 810-190jp/CT 東京生産ゲーマーズモデルでは128GB SSD+2TB HDD)。OSやアプリケーションは高速なSSDにインストールし、画像や動画などのファイルサイズの大きなデータはHDDに保存することで、速度と大容量を両立させた理想の環境を実現できる。最近のMMORPGやFPSなどはデータサイズが大きく、起動やゲーム開始時にデータロードで待たされることがあるが、SSDを搭載した本製品なら、データロードも短時間で終了するので非常に快適だ。

グラフィックスカードを外したところ。左側にドライブベイがある

 ドライブベイは、5インチベイ×2と3.5インチ内部ベイ×3という構成で、今回の試用機では、光学式ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブとBDドライブが搭載されていたため、すべてのドライブベイが埋まっていたが、HP ENVY Phoenix 810-190jp 東京生産ゲーマーズモデルの基本構成では、光学式ドライブはDVDスーパーマルチドライブのみとなっている。これらのドライブベイもよくできており、ドライバーなどの工具を使わずにドライブの着脱が可能な設計になっている。

インターフェースも充実しており、キーボードの使い勝手もよい

 インターフェースも非常に充実している。ディスプレイ出力としては、背面にDual-Link DVI-DとDual-Link DVI-I、HDMI、DisplayPortを搭載するほか、DVI-アナログRGB変換アダプターも付属する。USBポートは、背面にUSB 3.0×2、USB 2.0×4が用意されているほか、前面にUSB 2.0×4、上面にUSB 3.0×2の合計12ポートが用意されている。上面に、USB 3.0×2とヘッドホン出力、マイク入力が用意されているのも嬉しい。本体を床に置いた場合でも、上面にこれらのポートがあればアクセスしやすい。背面には、有線LANや7.1chサウンド出力端子なども用意されており、本格的なサラウンド環境も容易に実現できる。

背面には数多くのインターフェースが用意されている

 また、フロントパネルには、4つのスロットを備えたメディアカードリーダーが搭載されており、スマートメディアやコンパクトフラッシュ、メモリースティック、SDメモリーカードなど、ほとんどのメモリーカードの読み書きが可能だ。

 マザーボード上には、拡張スロットとして、PCI Express x16スロットが2基とPCI Express x1スロットが2基用意されている。グラフィックスカードによって2スロットが占有されているので、空きスロットはPCI Express x16スロットが1基とPCI Express x1スロットが1基となるが、拡張性は十分といえる。また、電源ユニットの出力は600Wであり、こちらも余裕がある。

 標準構成では、USBキーボードとUSBマウスが付属する。キーボードはアイソレーションタイプで、キーピッチやキーストロークも十分に確保されている。キー配列も標準的なので、快適にタイピングが可能だ。また、BTOによるカスタマイズで、ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスを選択することもできる。

上面にもUSB 3.0×2とヘッドホン出力、マイク入力が用意されているので、床置きした場合などに便利だ

拡張スロットは、PCI Express x16スロットが2基とPCI Express x1スロットが2基用意されているが、グラフィックスカードによって2スロットが占有されているので、空きスロットはPCI Express x16スロットが1基とPCI Express x1スロットが1基となる

USBキーボードとUSBマウスが付属する。キーボードはアイソレーションタイプで、キー配列も標準的で使いやすい



(次ページ、「期待以上の高いパフォーマンスを実現」に続く)

カテゴリートップへ