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重量1060g、最薄部12.8mm―「VAIO Pro 13」春モデルの進化を探る

2014年03月10日 13時00分更新

文● 高橋量

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モバイルノートとしては十分な性能とインターフェース

 VAIO Pro 13は、CPUにHaswell世代のIntel Core i5-4200U(1.6GHz)を採用。メモリー容量は4GBでストレージは128GB SSDだ。グラフィックス機能にはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4400を利用する。Ultrabookとしては比較的標準的な構成といえるだろう。外出先でメールやネットを確認するのはもちろん、画像編集など比較的重めの処理でも問題なくこなせる。

標準仕様モデルのストレージは128GB SSDで、Cドライブ空き容量は103GB程度

ストレージのパーティション構成

 インターフェースとしては周辺機器向けにUSB3.0端子×2と映像出力用のHDMI端子に加え、SDメモリーカードスロット(SD/SDHC/SDXC対応)やBluetooth 4.0+HS、NFC機能などを搭載している。Webカメラは液晶ディスプレー上部に配置され、有効画素数は約92万画素だ。

本体左側面には電源コネクターのみ

右側面には左から、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、USB3.0端子×2、ヘッドホン端子、HDMI端子が配置されている

 無線LANはIEEE802.11a/b/g/nに加え、1月に正式認定されたばかりの11acにも対応している。11acは従来よりも高速な次世代の無線LAN規格。VAIO Pro 13は2×2 MIMOに対応し、最大867Mbpsでの通信が可能だ。2013年秋冬モデルでは11nの2×2 MIMOで300Mbpsが最高速度だったので、理論上は2.89倍も高速ということになる。

デバイスマネージャーを確認すると、「ネットワークアダプター」として11ac対応の「Intel Dual Band Wireless-AC 7260」が使われていた

11ac対応無線LANルーターに接続した状態。速度としては867Mbpsで接続されているが、実際の通信速度は利用状況によって変化する

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