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今、買うべき春デジギア2014 第4回

東京ウォーカー 秋吉健太編集長がオススメ

画質、質感共に納得!SONYのコンパクトカメラ「DSC-RX1R」に惚れました

2014年03月12日 11時00分更新

文● 東京ウォーカー 秋吉健太編集長

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ソニーのコンパクトカメラ「DSC-RX1R」

 仕事柄、外出先などで記録用に写真を撮ることが多いのですが、場の雰囲気をなるべく壊さないようにサッと出してパシャッとすぐに撮影できるのが理想。そういう理由でスマートフォンのカメラを使用することが多いのですが、記者会見などで撮影する場合、被写体によってはスマートフォンで撮影する様子が「ちょっと軽く見られるんじゃないかな?」と思うことがたまにありまして。そういうことがしばらく続いたので久しぶりにカメラを買おうといろいろと探しました。

 こだわったポイントは①コンパクト②画質③質感の3つ。普段からカバンの中にはパソコンやタブレット、キンドル、文庫本などが入っていて、これ以上カバンを重くしたくないのと撮影した写真を雑誌に掲載する可能性もあるので「できるだけコンパクトで画質がよいもの」ということを基準に探しました。

「コンパクトかつ画質がよい」という希望を満たしてくれた逸品

 そこで購入したのがソニーのサイバーショットシリーズの「DSC-RX1R」。約482gのコンパクトカメラでありながらフルサイズ(有効画素数約2430万画素)という性能で即決しました。画質を追求するためにレンズはカールツァイス ゾナーT 35mm F2の単焦点のみという潔さもお気に入りです。ズームがないのは確かに不便ですが、ズームしたければ被写体に歩いて近づいて撮影すればいいわけですし。もともと20年以上前にカメラを始めたときは50㎜ F1.4のレンズ一本でいろんなものを撮影して写真の撮り方を覚えたので、その頃を思い出しながらトコトコと歩いて被写体に近づいて撮影しています。

 それとカメラって「持っている喜び」が大事なアイテムだと思うんです。以前、ライカを所有していたときも手に持ったときの質感やシャッター音、フィルムの装填方法などすべてが魅力的でいつも手にしただけでニンマリとしていたんですが(笑)、このDSC-RX1Rも手にしたときの質感や雰囲気に同じような高級感があって所有欲を満たしてくれています。気がついたらいつもカバンの中に入れていますね。

秋吉健太

2012年7月より「東京ウォーカー」編集長。22歳で出版社に入社以来カメラにハマリ、自宅の台所を暗室にしてモノクロ写真の現像、紙焼きをしていたことも。毎月第2金曜日、渋谷「オルガンバー」にて開催される須永辰緒さん主宰のアナログレコードのみをかけるイベント「Vinyl Junkies Only」にレギュラーDJとしても出演。最近はテイラー・スウィフトのアルバム『RED』のアナログレコードを購入できたことが嬉しくて仕方ない。

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