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ソニーのフルサイズ・デジカメ「α7」を使い倒す! 第4回

ハイエンド専用と思うなかれ、「α7(ILCE-7)」は遊び要素も満載

2014年03月11日 11時00分更新

文● 周防克弥

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「ピクチャーエフェクト」機能を試してみた!

 コンデジやミラーレス機で人気なのがエフェクト機能だ。ソニーでは「ピクチャーエフェクト」と呼ばれている。標準状態ではトイカメラやイラスト調、ミニチュアなど13種類が用意されている。「ピクチャーエフェクト」は、単色やコントラストを変えるだけでなく特殊な効果を得られる機能だ。色とコントラストを変えて色調を調整する「クリエイティブスタイル」という機能も別で搭載されている。

一部有料だが、無料のアプリケーションもあり気軽に楽しむことが可能だ。

 冒頭で"標準状態"と明記したのは、さらに機能を拡張できるからだ。「α7」には通信機能が搭載されていて本体からWi-Fi接続が可能だ。デジカメをネットに繋げて何が出来るかというと、専用サイト「PlayMemories Online」からアプリをダウンロードできる。一般的なPCやスマホ用アプリとはちょっと違うが、ようは「α7」に機能を追加できるということだ。あらかじめPCでアカウントを作成する必要があるが、追加できるアプリは日々増えていて無料のものも多い。今回はその中のベーシックなアプリ「ピクチャーエフェクト+」のバリエーションを撮り比べた。

パートカラー+

ハイコントラストモノクロ

ソフトフォーカス

絵画調HDR

リッチトーンモノクロ

ミニチュア+

水彩画調

イラスト調

トイカメラ+

ポップカラー

ポスタリゼーション

レトロフォト

ソフトハイキー+

 名称の後に「+」(プラス)を記載したものが「PlayMemories Online」からダウンロードした機能だ。標準状態より調整できる範囲が広くなるなど、機能が追加されている。エフェクト系の機能は今やデジカメの標準的機能になってしまっているが、簡単に面白い写真が撮れるのはやはり楽しい。

 他にもレタッチソフトやスマホをリモコン代わりにするソフトなども用意されているので、無料アプリを一通りダウンロードしておくと便利だ。新しいアプリが出てくればそれだけ遊び方が増えるので長く楽しめる。ミラーレス機ならでは軽量ボディと高画質な写真が撮れるフルサイズセンサーの組み合わせは、デジカメの使い方に新しい流れを生み出した感じがする。

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(次ページ『初心者向け機能も充実』に続く)

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