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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第345回

狭い路地の日向猫をカシオとオリンパスの高画質コンデジで撮る!

2014年03月07日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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やっぱり人の少ない場所のほうが
猫は(私も)安心する!?

 また別の路地。今日は猫に会えそう、と思ったら寄り道である。そういうときは会えます。

 そしたら、改装中とおぼしき店の前でボリボリとアゴの下を掻いてる猫が(前ページ冒頭写真)。これを見てもわかるように、前後左右どちらかに壁があるところの方が落ち着くようで、広い場所だと落ち着かない、狭いところの方がいい、という感覚はなんとなくわからないでもない。少なくとも壁がある方は警戒しなくてもいいんだし。

 よく見ると片方の耳に切り欠きがある。このあたりで世話をされている地域猫なのだな。道理でこぎれい。

 地域猫ってことはほかにも仲間がいるに違いない、と思ったら案の定おりました。探す必要もなく、日向の角っこでくつろぎ中。

この猫は左耳に切り欠きがありました。人は怖がらないけど心は許しません、的な感じがいい。この狭い路地に日差しがあたる昼間にだけここでくつろぐのでしょう(2014年3月 カシオ EX-10)

この猫は左耳に切り欠きがありました。人は怖がらないけど心は許しません、的な感じがいい。この狭い路地に日差しがあたる昼間にだけここでくつろぐのでしょう(2014年3月 カシオ EX-10)

 このあたり、日が暮れてから目覚めるような街なので、昼間は人通りが少なく、猫も安心して日向ぼっこできるし、私も人目を気にせず這いつくばれるのがまたすばらしいのだ。

 けっこう近寄らせてくれたので、広角でぐぐっと寄って、背景を広く撮り、路地の雰囲気も入れてみた。

 最後はお寺編。

 不動尊堂は東向きで、午前中だけ日が当たる。そこでのんびりくつろいでたのである。平日だから人も少なく、いざとなったら隠れる場所にも事欠かず、猫的には最高の場所。

日向で毛繕いしてたのだが、私が近づいたら「ん? なに?」って感じで顔をあげてくれた(2014年3月 オリンパス Stylus 1)

日向で毛繕いしてたのだが、私が近づいたら「ん? なに?」って感じで顔をあげてくれた(2014年3月 オリンパス Stylus 1)

 やはりお堂に猫は似合いますな。

 このお堂は猫たちのお気に入りらしく、階段の途中にも1匹発見。

背景の黒がぎゅっとしまってて欲しい&猫が明るく写りすぎないよう、-1.7の露出補正をかけて撮影(2014年3月 オリンパスStylus 1)

背景の黒がぎゅっとしまっててほしい&猫が明るく写りすぎないよう、-1.7の露出補正をかけて撮影(2014年3月 オリンパスStylus 1)

 日向と日陰のコントラストがすばらしかったのでちょっと離れて望遠で狙ってみた。今猫がお昼寝してる、その一段上はもう日陰なのだ。ギリギリの日向で日光満喫である。

 猫はいつもギリギリが好きなのでありました。

 同じお寺でもう1枚。

こちらも這いつくばって猫と織部型灯籠。猫にぐぐっと寄っちゃうと単なる日向ぼっこ猫なんだけど、この灯籠は好きなので無理矢理猫と一緒に入れてみたのでした(2014年3月 カシオ EX-10)

こちらも這いつくばって猫と織部型灯籠。猫にぐぐっと寄っちゃうと単なる日向ぼっこ猫なんだけど、この灯籠は好きなので無理矢理猫と一緒に入れてみたのでした(2014年3月 カシオ EX-10)

 こっちは猫の白いとこが白飛びしちゃってて残念なんだけど、いい感じに日向でくつろいでたので。

 左にみえる不思議な形の灯籠は、織部型灯籠(十字架っぽい形なので切支丹灯籠ともいう)という珍しい形のもの。灯籠の足下に掘られている顔と猫を対比させてみました。

 それにしても、猫がいる路地や、猫がいるお寺っていいですな。似合います。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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