使ってみなきゃわからない。デル「XPS 11」の素晴らしきモバイル性 第5回
オプションでデスクトップ並みの性能に
「XPS 11」購入時に追加しておきたいオプション&サービス (3/3)
2014年04月08日 11時00分更新
追加ソフトウェアと補償サービスも充実
次にXPS11のオプションとして用意されているソフトウェアについて見てみよう。購入時に追加したソフトは付属の管理ソフト「Dell Digital Delivery」からインストールできる。ソフトのインストールにはネット接続環境が必要だ。
用意されているソフトは、マルチメディア統合ソフト「CyberLink Powerメディアプレーヤー」やPDF作成ソフト「Adobe Acrobat XI Standard」など全部で9種類。特に画像や文書を作成するアドビ システムズのソフトが充実している。
注目したいのは、アドビのソフトがかなり安く購入できる点だ。たとえばRAW現像ソフトの「Adobe Photoshop Lightroom 5」だと通常版の価格は1万6800円だが、XPS11のオプションでは1万395円で提供されている。またアドビのプロ向けソフトがセットになった「Adobe Creative Suite」は月額使用料として4980円かかるが、XPS11のデジタルデリバリーなら12ヵ月ぶんの一括料金で4万9774円と1万円程度安い。特に狙い目なのが「Adobe Acrobat XI Standard」で、通常版が3万4800円であるのに対して、オプションでは3675円と激安だ。XPS11メモリー容量が4GBであるため用途によってはややパワーが足りない場合もあるが、必要に応じて追加しておきたい。
最後に保証サービスについて紹介しよう。XPS11では標準で1年間のメーカー保証と、同じく1年間の「偶発損害保証」が付いている。偶発損害保証とは、落下や水漏れなど不慮のアクシデントにも適用されるデルの保証サービス。通常では有料オプションとして用意されているサービスだが、XPS11では1年間無料で利用可能だ。万が一の時でも高額な修理費用がかからないので、マシンを安心して利用できるのはうれしい。
2年目以降の保証サービスとしては、有料のメーカー保証が用意されている。外出先への持ち歩きが多いなら、加入しておくといいだろう。有料保証には故障時の電話サポートと引取修理に対応する「スタンダードサービスプラン」と、OSや無線LANの設定などの質問にも答えてくれる「プレミアム電話サポート」が利用可能な「ゴールドサービスプラン」が用意されている。初心者ならゴールドサービスプランを選んでおくと、わからないことがあっても電話で解決できるので安心だ。
オプションを活用してXPS 11をより便利に
今回は取り上げなかったが、XPS11のオプションには外付けのDVDスーパーマルチドライブや1TB HDDなども用意されている。さまざまなオプションを利用すれば、XPS 11をデスクトップPCのように使うことが可能だ。必要に応じて買い揃えるといいだろう。
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