使ってみなきゃわからない。デル「XPS 11」の素晴らしきモバイル性 第5回
オプションでデスクトップ並みの性能に
「XPS 11」購入時に追加しておきたいオプション&サービス (2/3)
2014年04月08日 11時00分更新
ドッキングステーションでインターフェースを拡張
複合機やUSBメモリー、外付けHDDなど、多くの人がさまざまなUSB機器を利用しているはずだ。XPS11に用意されているUSB 3.0端子は2つでモバイル用途には十分だが、デスクで使うには足りないこともあるだろう。
そこでオススメしたいのが、XPS11のインターフェースを拡張する「Dell D3000 SuperSpeed USB3.0ドッキングステーション」だ。用意されているUSB端子はUSB 3.0端子×2、USB 2.0端子×4の合計6個で、これだけあれば周辺機器の接続で困ることはない。さらに有線LAN端子で有線ネットワークに接続できるほか、映像出力用のHDMI端子とDVI-D端子を使えばマルチディスプレー環境も構築可能。安く済ませるならUSBハブを購入する手もあるが、複数のデバイスを同時に使うことが多いならドッキングステーションを利用したほうがいいだろう。
主な仕様 | |
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インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×4、有線LAN端子、HDMI端子、DVI-D端子、イヤホン出力、マイク入力、USB 3.0端子(タイプB、PC接続用) |
サイズ/重量 | 幅75.04×270×28.22mm/282.6g |
有線LAN端子だけ必要な場合は、「USB2.0LANアダプター」を利用するといい。XPS 11購入時のオプションとしては10/100BASE-T対応の「Dell USB2.0 LANアダプタ 10/100」のみ表示されるが、直販サイトの「PCアクセサリ」ページでは1000BASE-Tに対応した「Dell USB2.0 LANアダプタ10/100/1000Mbps」も用意されている。価格は後者のほうが700円高いが、ルーターが1000BASE-Tに対応しているなら最大1Gbps(理論値)の高速な通信が可能だ。
XPS11のタッチキーボードは慣れれば問題なく利用できるが、やはりサイズが大きく打鍵感のあるキーボードのほうが使いやすい。またマウスがあれば画像編集時の細かい操作も行ないやすくなる。そこでおすすめなのが、ワイヤレスのキーボードとマウスがセットになった「Dell ワイヤレスキーボード&マウスコンボ KM714」だ。
購入時の写真ではキーボードが英字配列になっているが、実際の製品は日本語配列キーボードだ。USB接続の「Unifyingレシーバ」をXPS11にセットすることで、キーボードとマウスをワイヤレスで利用できる。「Unifying」はロジクールの無線接続規格であるので、このセットはロジクールによるOEM製品なのかもしれない。
XPS11を持ち運ぶ際は、キズや衝撃対策として専用のカバーに入れておきたい。「Dell XPS 11 レザースリーブ」なら本体にピッタリのサイズで、イタリアンレザーを使用した高級感のあるデザインも魅力。カバー自体に3年間の保証が付いているので、長期間安心して使うことができる。
(次ページ「追加ソフトウェアと補償サービスも充実」に続く)
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