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ローソンでJCBプリペイドカード販売、脱現金化が加速か

2014年03月03日 09時53分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 ジェーシービーは4日より、「ローソンストア100」を除く全国1万店舗以上の「ローソン」で「JCB PREPAID CARD(JCBプリペイドカード)」の販売を開始する。同カードをコンビニエンスストアで販売するのはローソンが初となる。

 同カードは、JCBプリペイドカード加盟店での支払いをキャッシュレス(脱現金)で行えるもの。JCBカードや現金でチャージ(入金)することで、チャージ金額を上限に決済に当てられる。JCBカードは専用サイトから、現金はコンビニやネットバンク等からのチャージに対応し、繰り返し利用できる。

 現在、利用できるJCBプリペイドカード加盟店は、エディオンや三越伊勢丹グループ(岩田屋・三越・伊勢丹・丸井今井)、小田急百貨店、名鉄百貨店、上新電機、眼鏡市場など、国内2300店舗。今春からはオンラインショップの加盟店でも順次拡大する予定となっている。

 利用にあたって審査や与信を必要とせず、個人情報を保有しない無記名発行のため、だれでも利用することが可能。ジェーシービーの独自調査結果では、「プリペイドカードを購入したい場所」としてアンケート回答者のうち約半数以上がコンビニを選んだ。「プリペイドカード×コンビニ販売」がキャッシュレス化の普及拡大につながるが注目される。

「プリペイドカード×コンビニ販売」によりだれでも手軽にもてるプリペイドカードをめざす

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