このページの本文へ

濃密な3日間を2人の座談会で総括

パラセイリングで空中撮影!!「オキュ旅」Last Dayレポート

2014年03月03日 17時00分更新

文● 広田稔(@kawauso3

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ノープランだったけど、想像を超えた映像を撮れた

 宮古島から東京に帰る際、那覇空港で飛行機の乗り換え待ちがあったので、お二人に今回の旅行の感想をお聞きした。なおこの収録の模様は、オキュストリームで放送している。





── 率直に今回の旅に点数を付けるとしたら何点ですかね?

藤山 90点。

GOROman 僕は50点ですかね。


── おっ。藤山さんが90点という理由は?

藤山 当初考えていたオキュ旅に近い形でできたからですね。配信準備の大変さや機材トラブルなどがマイナス20点ですが、予想以上に見て聞いて面白いコンテンツが撮れたことをプラス10点にして90点という感じ。みなさんにいただけたご好意を返せたのでは、というのが採点基準です。


── GOROmanさんが50点というのは?

GOROman あれだけリハーサルや準備を重ねたのに、「真っ暗放送」(映像が送れなかった)も多かった。現地のLTEも調べていましたが、意外とカバーできなかった。今回をフィードバックして、より高品質なオキュ旅をつくっていきたい。これで90点を付けちゃうと、伸びしろがなくなりますし。


── もっと進化できる。

GOROman ですね。「本当のオキュ旅をお見せしますよ」っていう。

藤山 「俺たちのオキュ旅はこれからだ!」


── それだと打ち切りに(笑)

GOROman (笑)。前回のシアトルもそうでしたが、機材をより簡易にしたいです。パソコンをリュックに入れっぱなしにして、スマートウォッチから指示すると配信が始まって、予約しておいたニコ生の番組に映像が流れるぐらいな。今は毎回、カバンから機材をひっくり返してセットアップしてますが、そういうのをナシにして「ポチッ、スタート」ぐらいに持っていきたい。

藤山 僕が思うオキュストリームの理想は、ヒンジ近くにカメラが付いていて、左右の耳あてからバイノーラルマイクが垂れ下がっているメガネ型だと思います。額に付ける「オデコビジョン」だと、本人と生放送で映像で見え方が微妙に変わるし、「見せよう」という意識で頭の上に掲げることもある。

 今はビジュアル的にも目立つので、眼と同じ位置に両眼カメラがあって、ケーブル類は背中側に隠せるぐらいに自然だと、GOROmanさんが逮捕される可能性が下がるはず。

GOROman 重要ですね。逮捕されると、この企画が継続できなくなる(笑)。

藤山 とにかくケーブルが多い。両眼と両耳のデータをケーブル1本にまとめるのは、そう難しくもないんじゃないですかっていう。Shinobiyaさんを批判するわけじゃないですが、今のオデコビジョンはUSB端子が真横にあるため、動くとケーブルの重さで片側にずれてしまう。水平を気にする必要があって撮影者への負荷が大きいので、角度や衝撃に対する強度を再考してほしい。


── しかし、割と行き当たりばったりな旅でしたが、結構、多くの映像が撮れましたね。

藤山 島で何を見ようかというものすら、無計画したからね。でもやろうと思っていたセグウェイで、想像を超えるクオリティーの映像が撮れたり、うれしいハプニングも多かった。パラセイリングも3日目の朝までは行くのが決まっていなかったですし。

GOROman 基本的にノープランですからね。エンジニアリング面以外は、企画として100点に近いんじゃないでしょうか。この反省会も、ちゃんと立体視の放送ができてますし。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ