【Column】
SS Maintenanceを支える
IBMのグローバルクラウド「ソフトレイヤー」
ソフトレイヤーは、IBMが20億ドルの巨費を投じて昨年夏に買収したクラウドサービス基盤だ。サービスを支える世界13カ所のデータセンターと各国・各地域を10Gビットの専用回線で結び、サービスレスポンスの高速性を確保している他、専用回線の使用料を利用者に課さない経済性も併せ持つ。加えて、共有型の仮想サーバーだけでなく、専有型の物理サーバーもサービスとして提供。利用者は、専有する物理サーバーの構成をCPUのレベルから選択でき、かつ短時間で使い始められる。こうした柔軟性や俊敏性、経済性は、シーユニットがSSMの基盤にソフトレイヤーを採用した大きな要因だ。BtoBのビジネスを展開する上では、IBMブランドに対する顧客企業からの信頼と認知度の高さも大きな助けになるという。
加えてIBMは今年1月、12億ドル強の資金を投じ、日本を含む各国に新たに15カ所のデータセンターを開設する計画も明らかにした。これにより、クラウドサービスを提供するＩＢＭのデータセンターは、世界15カ国40カ所へと拡大する。
ソフトレイヤーのネットワーク図
（本記事はアスキークラウド2014年4月号に掲載されたものです。本文中の数字や肩書などは本誌掲載時の情報です）
「ISmagazine」2014年1月号で「SoftLayer特集」が組まれました。特集の抜粋記事を、期間限定でダウンロードいただけます。SoftLayerは、開発/テスト環境としてご利用いただくのにも最適なクラウド・サービスです。特集記事では、競合サービスとのベンチマーク比較、事例、チュートリアル、関連資料と、最新情報などを網羅的に集約した貴重なドキュメントとなっています。この機会に、ぜひ、ダウンロードしてご参照ください。 ダウンロードはこちらから（IBMのサイトが開きます）
