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EV SSLも含め、1社3ドメインまで定額/無制限の証明書発行サービス

トレンド、年40万円/数量無制限のSSL証明書で市場本格参入

2014年02月28日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 トレンドマイクロは、同社のSSLサーバ証明書発行サービス「Trend Micro SSLサーバ証明書(以下、TMSSL)」について、2月28日より広く一般企業向けに提供開始すると発表した。年間定額制で、発行できる証明書数が無制限の認証局サービス。

 トレンドマイクロでは、2012年6月から一部企業にのみTMSSLサービスを提供してきた(関連記事)。今回、このサービスの一般提供を開始し、SSL証明書市場に本格展開する。

 TMSSLでは、1社あたり3ドメインまで、年間40万円(税別)の定額制でSSLサーバ証明書の発行を受けることができる。3ドメインまでであれば、証明書数無制限で発行できるのが特徴(4ドメイン以上利用する場合は、3ドメイン単位で追加購入)。

 また、SSLサーバ証明書の種類が「組織認証(OV)」ではなく「拡張認証(EV)」の場合でも、発行に追加コストはかからない。これにより、証明書のインストール先となるサーバ数が多い場合でも発行コストを抑制することができ、効率的であるとしている。

Trend Micro SSLサーバ証明書では、EV SSL証明書の発行でも追加費用はかからない

 トレンドマイクロは発表の中で、今回のTMSSLの一般提供開始により「クラウド・仮想環境をより包括的に守る」と述べている。また売上目標については、「5年後に年間売上10億円を目指す」としている。

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