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読んだら買いそうになる!? お買い得品発掘情報 第20回

最安4000円台から! IEEE 802.11acルーターを買うなら今!!

2014年02月27日 12時00分更新

文● 正田拓也

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最速クラス&高機能機にも割安な型落ち機種が……
バッファロー「WZR-1750DHP」

バッファロー「WZR-1750DHP」

バッファロー「WZR-1750DHP」

 現時点で最高速となる5GHz帯1300Mbpsに対応し、機能面でも最高クラスとなるの無線LANルーターがバッファローの「WZR-1750DHP」だ。最安値ベースでは1万5000円程度で購入できる。

 やや高めに思われるかもしれないが、新型の「WZR-1750DHP2」が登場したことで、ほぼ同等のものが少し安く買える状態となっている。

 WZR-1750DHPに搭載している主な機能といえば、通信相手の場所を特定して通信を最適化する「ビームフォーミング」機能を搭載し、実効通信速度を引き上げることが可能。こちらの記事でも速度アップが確認されている。

 また、中継機能やUSBで接続したHDDなどを共有する機能など、無線LANルーターに追加される機能を網羅し、最上級機らしいものとなっている。

 WZR-1750DHP2とのおもな違いは、子供のネット利用に関するフィルタリング機能で、それを使わないのであれば旧機種でもデメリットはない。ただし、旧機種であるWZR-1750DHPの市場在庫が少なくなったため安値販売の機会が減っている。購入は急いだほうがよいだろう。

バッファロー「AirStation HighPower Giga WZR-1750DHP」

  • 5GHz帯論理最高通信速度:1300Mbps
  • 2.4GHz帯論理最高通信速度:450Mbps
  • 紹介ページ

友人で分け合う2台入り最速&高機能無線LANルーター
NEC「AtermWG1800HP イーサネットコンバータセット」

NECアクセステクニカの「AtermWG1800HP」

NECアクセステクニカの「AtermWG1800HP」

 有線LAN端子しかない機器を無線で接続するために、以前はイーサネットコンバーター型の無線LAN子機が別型番で用意されていることが多かった。しかし、最近では無線LANルーターの設定を変更することでイーサネットコンバーターとなるものが増えてきた。

 NECアクセステクニカの「AtermWG1800HP」もそのひとつで、イーサネットコンバーター利用のために割安な2台セットが用意されている。

 AtermWG1800HPは最速クラスの5GHz帯で1300Mbpsに対応し、USBで接続したHDDなどをメディアサーバーとする機能を持った多機能タイプ。価格は最安値ベースでも2万4000円程となるが、1台あたり1万2000円で入手できると考えれば若干安い。ちなみに、単体のAtermWG1800HPは最安値ベースで1万2500~3000円ほどなので、500~1000円程度お得だ。

 注意しなければならないのは設定変更。別々の人で分けて使う場合、子機側の設定の機材を親機へと設定するのは言うまでもないが、親機側もSSIDやセキュリティキーの設定変更が必要。

 なぜなら、購入状態で子機側には親機とつながる設定がしてあるため、分けた相手にもセキュリティー設定がわかってしまう。セキュリティーに気を使う人なら問題ないが、無線LANの設定に詳しくないなら注意して設定を行ないたい。

NECアクセステクニカ「AtermWG1800HP
イーサネットコンバータセット PA-WG1800HP/E」

  • 5GHz帯論理最高通信速度:1300Mbps
  • 2.4GHz帯論理最高通信速度:450Mbps
  • 紹介ページ

IEEE 802.11acの普及は進むはずだが
価格はそれほど変化しない

 現在、家庭据置用の無線LANルーターを最安値で買おうと思うと、2.4GHz帯オンリーでIEEE 802.11n対応機種が2500円程度から。それに対してIEEE 802.11ac最安値のMZK-750DHPは約4000円から。

 同時に5GHz帯を使えるようにするなどIEEE 802.11ac機はある程度コストがかかることを踏まえると、しばらくは最安値が大きく値下がりすることはないと予想する。

 また、1万3000円以上する高機能機も、価格はあまり変わらないと考えられる。価格が下がるよりも、何か新しい機能を加えた新製品が登場し、ほぼ維持されると思われる。

 となれば、消費税増税前の今だからこそ買い時と言えるだろう。特に機能面でシンプルな機種は今でも十分安い。IEEE 802.11ac対応の端末があればもちろん、対応端末がなくても通信が安定するなど新しい製品ならではのメリットがあると思われる。

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