LINEは2月26日、新サービス「LINE 電話/LINE call」を発表した。
同社は従来から無料の音声/ビデオ通話を提供してきたが、LINEユーザー同士に限られていた。LINE 電話はLINEアプリ上から一般の固定・携帯回線に電話をかけられるサービスだ。
料金プランは、利用する通話時間分を事前にチャージする「コールクレジット」と、購入から30日間上限時間まで使える「30日プラン」の2つのプランを用意。料金の支払はLINEアプリ内決済(コールクレジットのみ)、もしくはLINEウェブストアが利用できる。Android端末では、LINEコインを使用した通話も可能だ。
コールクレジットだと固定電話は毎分3円、携帯電話は毎分14円。30日プランは、「固定電話のみ」「固定・携帯」という2つの方式から選択し、日本国内の固定・携帯だと毎分6.5円、固定電話のみだと2円毎分と、コールクレジットよりも安い料金で利用できる。国外への発信も固定・携帯問わず可能で、アメリカ・中国への通話は2円毎分と低料金だ。
大手回線業者の電話回線を使用し、通信量の多い地域では専用回線を使用するため、クリアで途切れにくい品質を実現したとしている。
2014年3月から、日本、アメリカ、メキシコ、スペイン、タイ、フィリピンの世界6ヵ国で提供を開始する。なお、サービス提供に先立ち、2月27日より、LINE公式アカウント(@linecalljp)を公開。友だち登録者先着10万人に、無料で100円分のクレジットをプレゼントするキャンペーンを実施する予定だ。