日本ヒューレット・パッカードは、ファクス機能や自動両面印刷機能を標準搭載した、SOHO・小規模オフィス向けA4インクジェット複合機「HP Officejet 4630」を3月3より発売する。HP Directplusおよび、HP Directplusコールセンターで取り扱う。価格は1万290円。
HP Officejet 4630は、コピー、プリント、スキャンなどの基本性能に加え、ファクス機能やADF(自動原稿送り装置)、自動両面印刷機能、無線LANを標準搭載する。税抜きで1万円を切るコストパフォーマンスの高さが特徴だ。高さ18cmの筐体により、場所を選ばずに設置できるという。
印刷スピードはモノクロ毎分約8.8枚、カラー毎分約5.2枚で、2.0インチのモノクロスクリーンを搭載。顔料系黒インクを採用することで、ビジネス文書に求められる高い印字品質と耐水性の高さを実現したという。また、カラーインクに大小異なるインクドロップサイズを採用した「デュアルドロップボリューム・テクノロジー」により、印字速度を維持しつつなめらかな階調表示が可能だという。
モノクロ印刷やファクスに限ったオフィスでの利用を想定し、カラーインクカートリッジを外して黒インクのみで印刷する「シングルカートリッジモード」にも対応する。他に、ルーターやアクセスポイントのない環境でもモバイル端末からの無線LAN印刷を可能にする「ワイヤレスダイレクト」機能を備える。
サイズは約幅446×奥行332×高さ189mm、重量は約6.2kg。