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エプソン「Endeavor TN10E」はビジネス向けタブレットの大本命 第3回

追加オプションがセットになった「ビジネス支援パック」を紹介

Bluetoothキーボードやデジタイザーペンで「Endeavor TN10E」は更にビジネスに特化する!

2014年02月27日 11時00分更新

文● 高橋量

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資料の作成にはキーボードが必須!

 Endeavor TN10EのBluetoothキーボードのサイズは幅265×奥行き117×高さ15mmで、見た目はかなりコンパクトだ。日本語配列の81キー構成で、キーとキーが離れたアイソレーションタイプ。特徴的なのは、Fnキーの位置と特殊キーの割り当て方。たとえばPrintScrnキーを利用する場合は、キーボード右上のFnキーと英字キーボードのような横長のEnterキーと同時に押すことになる。

オプションとして用意されているBluetoothキーボード

Fnキーが右上に配置されている。Fnキーと同時押しで使える特殊キーの割り当ても独特だ

 キーピッチは実測で縦が16mm、横が17mmとかなり小さい。普段筆者はフルピッチ(19mm)のキーボードを使っているため、オプションのBluetoothキーボーではやや窮屈な印象を受けた。だが少し使えばサイズ感をつかめて慣れてくるので、比較的スムーズに使いこなせるようになるだろう。

キーピッチは実測で約17mm。縦のキーピッチはさらに短く、実測で16mmだった

 キーストロークはカタログ上は約1.5mmとなっているが、実測では約1.1~1.2mm程度だった。ストロークは浅めだが、「サクッ」としたクリック感がありウチ心地は悪くない。キーを強く押してもたわむことがなく、軽快なタッチで入力することができた。ただキーを少し強く入力するとキーボード全体が軽く振動し、ガタガタという音が聞こえる。軽いタッチで入力できるようになるまでは少々気になるかもしれない。

キーストロークは公称値で1.5mmだが、実際に使ってみるともっと浅いように感じる

 タブレットは持ち運びには便利だが、資料を作成したり長文のメールを入力するなら物理的なキーボードがあったほうがいい。オプションのBluetoothキーボードはかなりコンパクトで多少窮屈ではあるが、サイズに慣れれば高速かつ快適に文書を作成できるはずだ。

エプソンダイレクト株式会社


(次ページ「デジタイザーペンの使い心地は上々」に続く)

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