さまざまなやりとりができる「メッセージ」
「メッセージ」では、チャットが行なえる。テキストでのやりとりはもちろん、絵文字や写真、動画、現在位置を送信したりできる。LINEのスタンプのような「ステッカー」にも対応している。ステッカーは「Stickers Market」から入手するが、無料のものも多い。しかも、1つで30パターン以上収録していることが多く、お得感もある。手書きの画像を送れる「Doodle」もユニークだ。
今なら無料!
固定電話にもかけられる「Viber Out」
Viberから普通の電話番号を持つ固定電話や携帯電話にかけることもできる。その際は料金が発生するものの、通常よりも割安なのがウリ。固定電話なら2.3セント/分(2.35円)、携帯電話宛てなら9.8セント/分(10.03円)で済む。「Viber Out クレジット」をクレジットカードで購入した後に利用できる。
お詫びと訂正:掲載当初、料金表記の部分について誤りがございました。該当部分を訂正するとともにお詫び申し上げます。(2014年2月26日)
現在(2月25日現在)はキャンペーン中のためか、クレジットなしでもViber Outが利用できる。通話品質は高く、Viber同士よりも音質がいい。遅延もほぼ感じられない。これなら常用もできそうだ。
設定をカスタマイズして使いやすくする
「その他」からは、各種設定にアクセスしたり、友達を招待したりできる。プライバシー項目に「アカウントの非アクティブ化」という機能が用意されており、使わなくなったときにデータを一気に削除できるのが安心だ。
以上がViberの説明書となる。アプリも頻繁にアップデートされ、機能が充実してきているし、楽天という強力なバックボーンも得られた。LINEで問題になっている「既読」機能も、Viberなら「表示」機能をオフにできるという自由度もうれしいところ。まだ主に利用するメッセージアプリが決まっていないなら、Viberも検討してみてはいかがだろうか。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。
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