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家の中で音量を低くしても保たれているバランス

明瞭な中高域にリッチな低域が魅力、BOSE最新のSoundLink

2014年02月23日 12時00分更新

文● 四本淑三 撮影●篠原孝志

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機能的には先代をキャリーオーバー

 SL3のグリルはメタル製で、ちょっと力をかけたくらいではたわまない強い剛性と、パウダーコーティングされたサラサラした手触りで、指紋が付かない。そのため片手で掴んで持ち運ぶのに躊躇しない。そしてグリルの上底面を覆うキャップは、衝撃に耐えるポリカーボネート製で、多少のラフな扱いに耐えるよう全体的に強度の高い素材で構成されている。

 同じクラスのスピーカーとしては、ソニーが3月8日に発売する「SRS-X7」や、JAWBONEの「BIG JAMBOX」が対抗機種になる。どちらも豊富な機能を持つ製品だが、このSL3はボーズのBluetoothスピーカーの常として、機能的には相変わらずシンプルだ。

 先代との大きな違いはデザインのみで、基本的な機能に変わりはない。Bluetoothのペアリング履歴は直近6台までキープ。マイクは内蔵しておらず、スピーカーフォンにはならない。

 その代わり操作は簡単で、マニュアルを見なくてもBluetooth機器を使った経験があるならすぐに使える。Bluetoothマークのあるボタンを長押ししてペアリングモードに入り、パソコンやスマートフォン側でペアリング操作をするだけ。ボタンもボリュームアップ、ボリュームダウン、ミュート、Bluetooth、AUX入力、電源の6つだけだ。

上部。操作ボタンは継ぎ目のないシリコンシートが覆っておりホコリの侵入を防ぐ。ボタンのストロークは意外と深い

背面には3.5mmステレオミニジャックのAUX端子。micro USBのService端子は「将来的なソフトウェア更新用」で、充電などには対応しない

底面には“MADE IN MEXICO”の記載あり。クレードル用の接点らしきものも見えるが、それに対応するオプションは今のところ用意されていない

バッテリーインジケーター。フルチャージで最大14時間の連続再生が可能

バッテリーのチャージは付属する17V仕様のACアダプターで。フルチャージまで3時間

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