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富士見iPhoneクラブ 第195回

箇条書きに特化したiPhone向けメモアプリ、その名も「箇条書きメモ」

2014年02月23日 16時00分更新

文● 富士見iPhoneクラブ製作委員会(構成:じまP)

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富士見iPhoneクラブのメンバーが、自分がお気に入りのiPhoneアプリを紹介する本連載。ゆるふわ&腹黒なメンバーが、毎回役立つ(?)アプリをピックアップしていくぞ。

 App Storeをのぞいてみると、とにかく数が多いメモ系/リマインダー系アプリ。やはり、日頃から持ち歩くiPhoneにメモや備忘録を残せるのは大きなメリットなのだろう。もちろんiOS標準のアプリとして「メモ」「リマインダー」があるのだが、多機能であったり、特定の用途に特化したアプリも大変便利なものだ。

 iPhoneクラブでも、これまでいくつかメモ系のアプリを紹介してきた。古き良きMacintoshのようなインターフェースの「Classic Note」(関連記事)、ホーム画面に付箋を貼るように使う「アイコンメモ」(関連記事)などだ。

 今回紹介するアプリは「箇条書きメモ」。名前の通り、箇条書き用途にすぐれた威力を発揮するアプリだ。ちなみに、iOS 7.0以降でしか使えない点には注意してほしい。

箇条書きメモ App
価格100円 作者Kazuhiro Sawamura
バージョン1.01 ファイル容量518 KB
カテゴリー仕事効率化 評価(無し)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 7.0以降

 まずは、新規にメモを作成してみよう。画面左を右にめくるようにスワイプするとメニューが現れるので、「+」のアイコンをタップして作成を開始する。メモのタイトルはもちろん、色を選択することも可能。終わったら「保存」をタップする。

画面左を右にめくるようにスワイプするとメニューが現れるので、「+」のアイコンをタップしてリストを作成する。初回使用時にはダイアログも表示される

リストのタイトル、色を選択する。仕事用や趣味用などで切り替えておくと、複数メモを残しても区別しやすい

 メモを作成したら、画面中央下の「+」アイコンをタップして項目を追加していける。ちなみに、見た目と「箇条書き」というアプリ名から、1行だけしか表示できない……と思いがちだが、項目内で改行も可能なのもポイントだ。

リストを作成したら、画面中央下の「+」アイコンをタップし、まさしく箇条書きのようにどんどん項目を追加していこう

「箇条書き」という名前から1行しか書けないと思いがちだが、さにあらず。項目の中で改行できるのもポイント

 登録したメモは画面左を右にスワイプすれば、一覧を表示できるので、そこからメモを個別にタップすれば閲覧できる。また、この画面から、iOS標準アプリの「リマインダー」に登録したリストを読み込めるのもポイントだ。

メモ画面で右にスワイプすれば登録したメモの一覧が出る。左の画像の赤で示したアイコンをタップすると、「リマインダー」のリストを読み込めるのもうれしい

 項目の順番を変えたい、あるいは項目を消したい場合は「編集」をタップすればよい。また、デフォルトでは項目に「1.○○」「2.○○」などと行頭記号の数字が付いているが、画面右上の「1.2.3.」をオフにすることで消したりもできる。箇条書きの名にふさわしく、あらかじめ項目をガンガン追加していき、それをあとから編集で並び替えたり削除したりといった使い方に向いているアプリといえそうだ。

順番を変えたい、項目を消したい場合は「編集」から。順番の入れ替えがさっとできるのはこのアプリならでは。画面右上の「1.2.3.」をオフにすると行頭記号の数字が取れる

 メモ画面の左下のアイコンからはプレビューが見られ、ここで行頭記号の設定などができる。なお、完成したリストはここからメールで送信できるが、その際にプレーンテキストにするかHTML(リッチテキスト)にするかも選択可能だ。後者にすれば、Wordなどにコピペする際も、箇条書きの書式のまま貼り付けられる。

細かなオプションがあるのも強みだ。完成したリストはメールで送信できるが、プレーンテキストにするかHTMLにするか選択できる

 さらに、このアプリで作成したリストをCSVファイルとして書き出せるほか、Excelなどで作成したCSVファイルをリストとして取り込むことも可能。このあたりもなかなか気の利いたアプリといえるだろう。

このアプリで作成したリストをCSVファイルとしてメールに添付することも可能だ


このアプリをオススメする覆面:じまPさん

 メモ/リマインダー系のアプリにもいろいろありますが、このアプリは箇条書き用途に特化したところがポイントです。iOSの「リマインダー」で作成したリストを読み込める、このアプリで作成したリストをCSVファイルとしてメールに添付したりできるなど、オプションが充実しているのも強みですね。

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