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13年総広告費、1.4%増の5兆9762億円

2014年02月21日 01時37分更新

記事提供:通販通信

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image 電通は2月20日、総広告費と、媒体別・業種別広告費を推定した「2013年日本の広告費」を発表した。

 2013年の日本の総広告費は、前年比1.4%増の5兆9762億円だった。2013年の総広告費は、「アベノミクス」効果による持続的な景気の回復傾向と消費税増税前の駆け込み需要の影響が出始めた年後半は好調に推移した。前半は、高額商品の売れ行きが良くなるなど日本経済は上向き基調となったが、広告費全体の押し上げまでには至らなかった。

 媒体別にみると、「テレビ広告費」(同0.9%増)、「新聞広告費」(同1.2%減)、「雑誌広告費」(同2.0%減)、「ラジオ広告費」(同0.2%減)。また、「プロモーションメディア広告費」も同0.1%増と2年連続で前年を上回った。メディア価値が定着してきた「衛星メディア関連広告費」(同9.6%増)と運用型広告が好調の「インターネット広告費」(同8.1%増)は、引き続き堅調に伸びた。

 業種別では、「金融・保険」(同15.6%増)、「外食・各種サービス」(同10.3%増)、「不動産・住宅設備」(同5.8%増)、「家庭用品」(同5.5%増)、「教育・医療サービス・宗教」(同3.1%増)など21業種中8業種で前年を上回った。

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