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T教授の「戦略的衝動買い」 第282回

いろんな使い道を模索!? リコーの360度カメラ「THETA」を衝動買い!

2014年02月19日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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絵を追加したりGoogle Mapに貼り付けたり
撮影した後もいろいろ楽しめる

実際のTHETAでの撮影写真は、昔習ったメルカトル図法の世界地図みたいなJPEGイメージとなる

実際のTHETAでの撮影写真は、昔習ったメルカトル図法の世界地図みたいなJPEGイメージとなる

 無事、無線LANでスマホとTHETAが接続できれば、どこか離れた場所に置いたTHETAのシャッターをリモートコントロールで切ることができたり、THETA内部に保存された全天球写真をスマホ側にダウンロードして楽しむことができる(THETAの撮影サンプルその1。被写体の下に回り込んでみた)。

レタッチソフトで文字を勝手に描き込んでみた

レタッチソフトで文字を勝手に描き込んでみた

文字を書き込んだ360度全天球画像をWindows版THETAソフトで見たら、後から書き込んだ文字もちゃんと見える

文字を書き込んだ360度全天球画像をWindows版THETAソフトで見たら、後から書き込んだ文字もちゃんと見える

 全天球写真はごく普通のJPEG画像として保存されている。そのため、THETAで撮影されたJPEG画像をPC上のごく普通のレタッチソフトに読み込み、文字などを描き加えることが簡単にできる。そしてレタッチ後の画像を再度、THETAアプリで見ると、描き加えた文字も360度全天球イメージとして見ることができる(THETAの撮影サンプルその2。レタッチソフトで文字を追加してみた)。

 これはある意味素晴らしいことだ。会議に出席した全員の写真を撮影できて、その参加者の名前などの属性を写真上に描き込んでも全天球イメージで見ることができる。

スマホ版のRICOH THETAアプリでもきちんと同じように見える

スマホ版のRICOH THETAアプリでもきちんと同じように見える

スマホ画面を90度回転して横ワイドで見てみたが、同じように問題なく見える

スマホ画面を90度回転して横ワイドで見てみたが、同じように問題なく見える

 THETAの撮影写真はGoogle Mapに貼り付けることも可能なようなので、たとえばレストランなどでは店内を撮影し、レタッチソフトでテーブル上に番号などを描いておけば、テーブルごとの予約なども可能かもしれない。店内の様子が顧客に立体的に、360度全天球写真で分かることだけでも素晴らしいサービスの改善だ。

スマホ側アプリから、まだTHETAの内蔵メモリーに残っている写真(未転送)と、すでにスマホ側にダウンロードしてギャラリーかTHETAアプリホルダーにある写真(転送済み)のファイルを見てみた。THETAアプリから見ればサムネイルは丸い形で見える

スマホ側アプリから、まだTHETAの内蔵メモリーに残っている写真(未転送)と、すでにスマホ側にダウンロードしてギャラリーかTHETAアプリホルダーにある写真(転送済み)のファイルを見てみた。THETAアプリから見ればサムネイルは丸い形で見える

THETAで撮影した写真をAndroid標準の写真ライブラリーである「ギャラリー」に収納することもできる

THETAで撮影した写真をAndroid標準の写真ライブラリーである「ギャラリー」に収納することもできる

ギャラリーでは「RICOH THETA」というフォルダーに収録される。あいにくサムネイルアイコンは丸ではなく四角い

ギャラリーでは「RICOH THETA」というフォルダーに収録される。あいにくサムネイルアイコンは丸ではなく四角い

THETA for Windowsから全天球写真をFacebookにコメント付きでアップロードできる

THETA for Windowsから全天球写真をFacebookにコメント付きでアップロードできる

もちろん、AndroidスマホのTHETAアプリからも、SNSへのLINKアップロードは可能だ

もちろん、AndroidスマホのTHETAアプリからも、SNSへのLINKアップロードは可能だ

 最新のTHETAアプリでは、Android標準のフォトライブラリーである「ギャラリー」にも全天球写真を保存できるようになった。もちろん、THETAで撮影した360度全天球写真は、THETAアプリを利用して、メールに添付したり、Facebookの様なSNSにアップロードすることも可能だ。

 撮影された写真は、THETAの専用のサイトである「theta360.com」にアップロードされ、その写真へのリンクがSNSに投稿される。もちろんTHETAアプリを導入していないユーザーでも全天球イメージの写真をみることができる。

 WindowsやMacなどのPCユーザーもTHETAアプリと同様のことができるPCソフトが用意されている。

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