使ってみなきゃわからない。デル「XPS 11」の素晴らしきモバイル性 第3回
「艦これ」などブラウザーゲームはテントモードで快適プレイ!
モバイル2-in-1の「XPS 11」でゲームは快適に遊べるか? (3/5)
2014年03月11日 11時00分更新
人気のオンライン3Dゲームなら設定変更でギリギリ遊べる?
次に、3Dゲーム系ベンチマークの結果を見てみよう。PC版「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」の快適さを計測する「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」では、標準設定(画質「標準品質」、解像度1280×720ドット、ウィンドウモード)で「1028」の「重い」という結果だった。画質を「標準品質」から「低品質」に変えても、スコアは「1239」で評価の「重い」は変わらない。
「ドラゴンクエストXベンチマークソフト Ver.1.00」のベンチマーク結果 | ||
---|---|---|
1280×720ドット | 1920×1080ドット | |
低品質 | 1239(重い) | 876(動作困難) |
標準品質 | 1028(重い) | 830(動作困難) |
最高品質 | 852(動作困難) | 751(動作困難) |
実際のゲームではより細かな画質設定が用意されているため、さらに画質や解像度を低くすることである程度遊べるようにはなるかもしれない。また標準ではWindows 8.1のスケーリング設定によってデスクトップの項目やアプリの表示内容が拡大表示されているため、等倍表示に変更することでスコアが上昇する可能性はある。いずれにしても、標準状態のままでは快適に遊ぶというレベルではなさそうだ。
「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」では、1280×720ドットの標準品質で「2045」の「普通」という結果だった。この設定であれば、多少カクつく場面はあっても問題なくプレーできるかもしれない。画質や解像度を上げるとスコアが低くなってしまうため、このラインがギリギリといえる。
「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」のベンチマーク結果 | ||
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1280×720ドット | 1920×1080ドット | |
標準品質 | 2045(普通) | 1120(設定変更が必要) |
最高品質 | 999(動作困難) | 515(動作困難) |
「モンスターハンターフロンティアオンライン」は中規模クラスの3Dオンラインゲームだ。その快適さを計測する「モンスターハンターフロンティアオンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」では、1280×720ドットの解像度で「1661」という結果に。1500以上であればプレーに適していると言われているので、問題はないだろう。
「ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版 ver.2.0」では、1280×720ドットの簡易描画設定「3」で「691」という結果で、処理によっては動作が遅くなる可能性が高い。ただし設定画面から簡易描画設定を「1」に変更するとスコアが大きく上昇する傾向にあるので、画質を低くすることで問題なく遊べそうだ。
「バイオハザード6 PC版 ベンチマーク」では、解像度を1280×720ドットに設定し画質などをもっとも低くした状態でテストを行なったところ、「1049」の「D」判定という結果に。高い3D描画能力を要求する作品だけに、画質を下げてもプレーは難しいと言える。
(次ページ「『艦これ』を始めとするブラウザーゲームは問題なし!」へ続く)
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