インテルは、開発コードネーム“Ivy Bridge-EX”こと、「Xeon」プロセッサーの最新製品「E7-8800/4800/2800 v2」ファミリーを発表した。
「Xeon E7-8800/4800/2800 v2」ファミリー
「E7-8800/4800/2800 v2」は、“Westmere-EX”こと「Xeon E7」の後継製品で、「Xeon E7」と比べて、コア数を最大50％、キャッシュサイズを最大25％増加、メモリー搭載容量も3倍に増えている。
「Xeon E7」とのスペック比較
スペックは上記の通り。「Xeon E5-v2」と同じ“IvyBridge”アーキテクチャーを採用し、最大コア数は15、L3キャッシュは最大37.5MBとなる。インターフェースはDMI 2.0とPCI-Express 3.0をサポート。RAS機能の強化で、データの整合性と可用性の向上を実現している。
「Xeon E7-8800/4800/2800 v2」ファミリーの概要
「Xeon E7-8800/4800/2800 v2」ファミリーの特徴
最大15コア/30スレッドに対応。ラストレベルキャッシュは37.5MB搭載。Westmere-EXより最大2倍の性能向上だという
1ソケットあたり最大64GBのDIMMを24枚まで、PCI Express 3.0は最大32レーンまでサポートする
高い信頼性や可用性を実現するためのRAS（Reliability、Availability、Serviceability）機能を強化。エラーが起きてもシステムを復帰できるRun Sureテクノロジーを搭載する
8ソケット以上の構成にも対応可能。プロセッサーから上方向に延びる青線はPCI Express 3.0と思われる
ラインナップは全20製品
CPUコアのリングバス構造（赤線）は“Ivy Bridge-EP”こと「Xeon E5 v2」ファミリーと変わらない
メモリーバッファに2つの動作モードを用意
| アメリカでの価格 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| モデルナンバー | 価格 | |||||
| E7-8893 v2 | 6841ドル | |||||
| E7-8891 v2 | 6841ドル | |||||
| E7-8890 v2 | 6841ドル | |||||
| E7-8880L v2 | 5729ドル | |||||
| E7-8880 v2 | 5729ドル | |||||
| E7-8870 v2 | 4616ドル | |||||
| E7-8857 v2 | 3838ドル | |||||
| E7-8850 v2 | 3059ドル | |||||
| モデルナンバー | 価格 | |||||
| E7-4890 v2 | 6619ドル | |||||
| E7-4880 v2 | 5506ドル | |||||
| E7-4870 v2 | 4394ドル | |||||
| E7-4860 v2 | 3838ドル | |||||
| E7-4850 v2 | 2837ドル | |||||
| E7-4830 v2 | 2059ドル | |||||
| E7-4820 v2 | 1446ドル | |||||
| E7-4809 v2 | 1223ドル | |||||
| モデルナンバー | 価格 | |||||
| E7-2890 v2 | 6451ドル | |||||
| E7-2880 v2 | 5339ドル | |||||
| E7-2870 v2 | 4227ドル | |||||
| E7-2850 v2 | 2558ドル | |||||
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