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エプソンの新型スマートグラスを用いた石舞台古墳バーチャルガイド実証実験を実施

複合現実感で明日香村石舞台に古代飛鳥京を復元

2014年02月17日 18時13分更新

文● 行正和義

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エプソンのスマートグラスとガイドのイメージ

 明日香村と東京大学は、複合現実感技術を用いて古代飛鳥京を復元する「バーチャル飛鳥京」プロジェクトを開始する。

ガイドだけでなくARによって古代飛鳥京の建造風景がよみがえる

 2月22日~3月7日の期間、石舞台古墳実証実験としてアスカラボとセイコーエプソンの協力により、新型スマートグラス「MOVERIO(モベリオ)BT-200」を使用した複合現実感ガイドを実施する。参加者はスマートグラスをかけて遺跡内に用意されたマーカー画像を探し、マーカー画像が見つかると石舞台古墳にちなむ3種類のCGキャラクタがAR(拡張現実感)技術によって登場。古墳の築造過程についての説明を聞くことができるほか、いくつかの場面ではスマートグラスの機能を活かして3D映像(東京大学池内・大石研究室によるCGモデル提供)や、360度視点の全方位映像を体験できる。

 同時に、タブレットの貸し出しによって同様のガイドが提供される。スマートグラス(10台)・タブレットの貸し出しは先着順。スマートグラスの貸し出しは「石舞台古墳バーチャルガイド実証実験」期間中の土日(2/22、2/23、3/1、3/2)のみだが、タブレットは平日でも利用できる。参加費は無料だが、石舞台古墳敷地には入場料(大人250円、高校生200円、中学生150円、小学生100円)が必要。

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