800万画素だが
キレイなアウトカメラ
Xperia Z Ultraのアウトカメラは800万画素。同時期に出たモデルと比べると、画素数的に劣っていることは否めない。しかし、LEDライトはないものの、暗所に強いXperiaお約束のイメージセンサーを採用しているため、真っ暗な場所以外はほぼ問題なく撮影できる。もちろん、夜間撮影の場合はISOを高くするため、ノイズが増えてしまうのだが、本体単体で見る限りだとX-Reality for mobileの補正であまり気にならない。
撮影モードは、プレミアムおまかせオートのほか、SCNと手動とこれも最近のXperiaシリーズと変わりはない。エンジン自体も特に変更はされていないようで、プレミアムおまかせオートはスナップにはいいが、料理写真に弱い点も同様だった。このあたりはすでにXperiaシリーズを使用しているユーザーならば、戸惑うことなく機種変更できる要素ともいえる。なお、下記の比較写真で16:9のものが、プレミアムおまかせオートで撮影したもので、4:3のものは手動モードでの撮影データになる。
持ってみると「アリ」に感じる不思議
5型でもディスプレーが狭いと感じていた人ならXperia Z Ultraはちょうどいいサイズだ。だが、5型が大きいと感じる人でもすんなり受けられるサイズだと思う。なぜかというと、筆者は4型前半の端末が好きなのだが、ウェブブラウズやメール、SNSといった電話以外の用途が中心なら、両手持ちのシーンは増えてしまうものの、文字入力のしやすさや視界の広さが良好だったからだ。
ともあれ、まずはサイズをどう感じるか、である。店頭でねっとりと触ってフィーリングをチェックしてもらいたい。何度も書いているが、「これはアリかも」と感じるハズだ。
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