6.4型のパネルはどうなのか
液晶パネルは、「トリルミナス ディスプレイ for mobile」を搭載しており、解像度は1080×1920ドット、ピクセル密度は344ppiとなかなかの高密度だ。テスト機の発色を見てみると、暖色系がハッキリと出やすいわりに、寒色系もそこそこ出ているため、色のバランスはいいほうだと言える。単体で見る限りでは、極端な偏りは感じないため、写真や動画を気持ちよく見られるだろう。
もうひとつ、定番の超解像技術としている「X-Reality for mobile」を搭載しており、写真や動画に対して超解像技術が適用されている。対応するアプリは制限されるが、動画を見る場合はまず適用されるため、低ビットレートの動画がであっても、不満を感じにくい。おかげでバンダイチャンネルがとても捗った。
また、高密度なppiと6.4型のサイズで、電子書籍ビューアーとして気になる人も多いだろう。横画面時ではアスペクト比の関係で、微妙に見にくいのだが、縦画面時の閲覧はとても良好。コミックスだけでなく、小説の場合も細かい文字が詠みやすく、5型でも小さいと感じていたユーザーにはちょうどよさそうな印象だ。
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